共働きの場合平均年収はどれくらい?気になる実態を調査してみた

もはや共働きは当たり前の時代。正社員ではなくとも夫婦二人で社会に出て収入を得ている家庭が当然になってきていますよね。なにかと大変なことも多い共働きですが、やはり収入が格段にアップするメリットは大きいもの。そんな共働き家庭がどの程度収入を得ているのかを紹介します。

共働きの家庭ってどれくらい存在するの?

共働き夫婦の割合は年々増加傾向に!

内閣府が行っている 「2012年度男女共同参画に関する世論調査」によると2002年における共働き世帯は32.9%、専業主婦世帯は31.1%と両者に大きな差はなく拮抗していた様子です。同じ調査で移り変わりを見てみると2002年以降共働き世帯は確実に増えていて2012年の調査によると共働き世帯35.8%、専業主婦世帯は27.0%と完全に差が開いていっています。

最近の統計ではどのようになっているのか

2012年総務省の「労働力調査」によると共働き世帯は全体の59.9%であることがわかっています。しかし妻が夫と同様に正社員として働いている割合はたったの2割。時間の拘束が長く、さまざまな責任がつきまとう正社員を続けていくことに困難を感じる女性が多いようです。現在日本には3290万2000組の夫婦が存在しますが、そのうち共働き世帯が1429万7000組、専業主婦世帯は1495万2000組となっています。

大都市圏と地方都市圏ではどちらの方が共働き世帯が多い?

東京や大阪といった大都市圏の方が会社がたくさんあるので、共働き世帯が多いのではと思っていませんか。実は総務省の「労働力調査」によると共働き世帯が多い都道府県のトップは山形県で68.15%、その後は福井県、島根県、富山県と地方都市が続きます。保育所などの施設が充実している地方の方が安心して共働きができるという人が目立つ様子です。決して職場の数が多ければ共働き世帯も増えるというわけではないのですね。

共働き世帯って一体どれくらい稼いでいるの?

平均的な世帯収入は720万円程度

2012年に総務省統計局が行った「家計調査報告」によると共働き世帯の平均月収は約60万円、年収約720万円とされています。現在30代前半の男性の平均年収が431万円、女性が297万円で足すと720万円前後になることから、20代から30代にかけて共働き世帯が多いと考えられるでしょう。同調査では共働き世帯の多くが45万円程度毎月出費をしていることもわかっています。

パートナーが扶養に入ると世帯年収はぐっと下がる

共働き世帯と一言で言っても配偶者の扶養に入っていると世帯年収がぐっと下がります。配偶者の扶養に入ると扶養控除が適用される代わりに所得制限がかかり年収103万円以下におさめる必要があります。片方の年収が日本人平均年収の415万円程度である場合、配偶者が制限ギリギリまで働いたとしても世帯年収は520万円弱となりますね。扶養控除制度はここ数年毎年見直しすべきという声が上がっているので今後に注目です。

知っておきたい共働きによるメリット・デメリット

二人馬力で働いた方が税金面ではお得

年収1,000万円の夫が一人で働くのと、夫婦それぞれで500万円ずつ稼ぐのでは後者の方が税金面でお得ということをご存知でしょうか?日本では累進課税制度が採用されているため、一人あたりにかかる税率が500万の場合ぐっと低くなります。年収1,000万円と500万円では年間でかかる所得税が50万円程度も違うと言われているのです。これは大きいですよね。共働きをするかどうか悩んでいる人は覚えておきましょう。

共働きならではの出費はこんなにある!

収入が多い共働き世帯ですが、子どもがいる場合保育料や食事代など専業主婦世帯では発生しない費用が発生することも意外と多いものです。また仕事に使う衣服や交際費で思わぬ支出もあります。共働きだからといって安心していると貯金がほとんどできないという事態に陥りかねません。

共働き世帯でも貯金ができていない?

金融広報調査委員会の調べによると世帯年収が800万円以上あっても貯金がほとんどできていないと答えている家庭は全体の15%ほども存在しています。共働き世帯である場合どちらも稼いでいるので安心という気持ちから、ついつい財布のひもが緩みがちになるようですね。多忙なあまり、外食や割高な食料品に頼ってしまいがちという傾向もある様子。共働き家庭は一度家計の支出状況をチェックしてみましょう。

まとめ

共働き世帯の平均年収に迫りました。共働き世帯でも雇用形態や年齢層によって年収面でも大きく差があることがわかりましたね。また共働きだからといって将来安泰ではないという複雑な事情も垣間見ることができました。自分たちはどの層にあてはまるのかを考え、今後の働き方や家計のやりくりの仕方を見直してみるのもいいのかもしれませんね。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします!