【年間100万円も損してる】フリーランスが知るべき節約・節税対策19選

フリーランスは良くも悪くも収入が一定しません。だからこそ日々の出費を削ることが必要不可欠です。フリーランスなら必ず覚えておきたい節約と節税について、役立つハックを厳選しました。例えばスマホ料金が年間96,000円以上、通信費全体では年間150,000円以上と、今回ご紹介する方法をすべて実践すれば100万円近くの節約が可能です。逆に、なにもしなければ100万円を無駄にしているようなモノ。
せっかく稼いだお金。自由に使える金額を増やしたい方はチェックしてみましょう。

フリーランスとお金の不安

「フリーランスになれば、好きなときに好きな場所で仕事ができて最高」

そんな話を聞いて、私もいつかフリーランスに……と目論んでいます。しかし不安なのはやはりお金のこと。フリーランスになればボーナスも退職金もなく、自分でお給料を管理しなければなりません。

自由になる分、不安定にもなるフリーランスだからこそ、できるだけ出費を抑えることはマジで大事。フリーランスデビューをする前に節税・節約ハックを調べてみました。

フリーランスの節約ハック10選

まずは節約ハックから。毎月定額の給与がもらえるわけではないので、なにがあってもいいよう、できるだけ無駄を削ぎ落としたいものです。

1. スマホをSIMフリーに切り替える

普通に使っているだけでも月々の支払いが1万円近くになりがちなスマホ料金。SIMフリースマホに乗り換えれば、ドコモやau・SoftBankといった大手キャリアに縛られず、より安いプランを選ぶことができます。

例えば「楽天モバイル(3.1GB・音声通話対応プラン)」であれば、電話やインターネットもできて月額1,728円。いままでスマホに1万円かけていたとすれば8,000円以上の節約となり、年間96,000円以上の得をする計算になります。

ただ、SIMフリースマホ本体と格安SIMカードを購入するため、おおよそ3万円ほどの初期投資が必要です。しかしよほど高いスマホを買わなければ、半年ほどで黒字になるでしょう。

詳しくはこちら:https://koteihi-minaoshi.jp/sim/detail/rakuten-mobile

2. インターネットプロバイダを解約する

自宅作業がメインの人以外は、自宅であまりインターネットを使わないのではないでしょうか?むしろ外出先での利用が多くなるかと思います。

その場合は思い切って自宅のインターネット回線を解約しましょう。そして以下2パターンのいずれかに切り替えることをおすすめします。

スマホとWi-Fiルーターの2台持ちにする

スマホの通信プランを一番安いものに変更し、Wi-Fiルーターでインターネットに接続すれば総額で毎月6,000円〜7,000円ほどになります。自宅でもWi-Fiルーターを使用すれば、インターネット回線も不要です。

スマホに毎月1万円、インターネット回線に5,000円ほどかかっていたとすれば、9,000円近くの節約になりますね。

格安SIMに切り替える

テザリング可能なスマホ(SIMフリーiPhoneなど)を使えば、格安SIMだけでPCやiPadでもインターネットに接続できます。持ち歩くデバイスがスマホだけになるのも手軽でいいですね。

先述のとおり、格安SIMは毎月2,000円〜3,000円ほどなので、13,000円近く節約できそうです。

3. 固定費をクレジットカード払いに切り替える

クレジットカードで支払いをすれば、そのうち数パーセントがポイントで還元されます。毎月固定で発生する費用はすべてクレジットカード払いに切り替えましょう。

  • 電気料金(約48,000円/月)
  • ガス料金(約36,000円/年)
  • 水道料金(約30,000円/年)
  • NHK受信料金(約14,000円/年)
  • インターネットプロバイダ料金(約48,000円/年)
  • 携帯電話料金(約110,000円/年)
  • 国民年金保険料金(約200,000円/年)
  • 生命保険料金(約200,000円/年)

を還元率1%のクレジットカード払いに切り替えたとしたら?一人暮らしフリーランスだと上の固定費におよそ年間68万円がかかるとして、毎年6,800円分の節約となります。

4. シェアオフィスの契約をする

ノマド作業場として人気のカフェ。無料でWi-Fiや電源を使えるとしてもコーヒー代は馬鹿になりません。

例えばスターバックスのドリップコーヒー(320円)を毎日2杯飲む生活を週5日続けたとしたら、毎月13,000円弱の出費です。

そこまでかかるのであれば月10,000円の格安シェアオフィスを借りてしまったほうが、好きなだけ長居できる上、毎月3,000円の節約になります。カフェと違って「席が空いていないかもしれない」という心配もありません。

5. かかりつけ医をもって無駄な医療費をカットする

医療費で意外とネックなのが初診料。特に大きな病院では初診料に1,000円〜5,000円ほどかかることがあります。

かかりつけ医を持てば再診がスムーズに受けられ、初診料にやきもきすることもありません。フリーランスは身体が資本ですから、休めば休むだけ収入が減りやすいもの。健康を保つためにかかる時間を減らすことも立派な節約ですね。

6. 地域の住民健診で医療費を削減しよう

フリーランスになれば健康診断も自分で受けなければなりません。病院にもよりますが費用は9,000円〜10,000円とすこし痛い出費です。

しかし、市区町村によっては無料で健康診断を受けさせてくれる自治体もあります。費用がかかるとしても1,000円前後で検診を受けられます。

自分が住んでいる場所の自治体HPをチェックしてみましょう。

7. ビュー・スイカカードでチャージする度ポイントゲット

あまたの種類があるクレジットカード。仕事で移動が多い方なら「ビュー・スイカカード」をおすすめします。

簡単にいうとSuica機能の付いたクレジットカードで、オートチャージする度に1.5%が還元されます。移動費に毎月10,000円を使っている人であれば、150円を節約できます。年間で1,800円。

年会費515円がかかりますが、それ以上にメリットが多そうです。

8. 公的給付金を活用しよう

国からもらえる助成金・給付金をしっかり活用することも忘れてはいけません。

  • 結婚祝い金(約5万円〜10万円)
  • 出産祝い金(約10万円〜)
  • 私立幼稚園就園補助金(約5,000円〜10,000円)
  • チャイルドシート奨励金(約1万円)

などなど人生の節目で公的給付金をもらえるチャンスがあるので、逃さないようにしておきましょう。

9. 特定優良賃貸住宅制度を活用しよう

どこに住んでも仕事ができるのなら、ぜひとも「特定優良賃貸住宅」を選びたいものです。

特定優良賃貸住宅は、地方自治体や国の補助金を受けられる物件。補助の金額は毎年下がっていくものの最長20年の補助を受けられ、礼金・更新料・仲介手数料なし。

引っ越しを考えているのなら、まず特定優良賃貸住宅を条件に探してみましょう。

10. 海外旅行はオフシーズンに行く

休みが取りやすいのもフリーランスの特権。航空運賃でいえば、年末年始をのぞいた12月〜1月が最安値になりやすいです。

エリアごとによってオフシーズンが異なるので、格安のタイミングを狙って旅行に出かけましょう。

フリーランスの節税ハック9選

節税を考える上で大切なのは「適切な控除を受けること」と「適切に経費を申請すること」。「収入 − 経費 − 控除 = 課税所得金額」として計算されるため、経費と控除の金額によって最終的に課税される所得金額が決まるのです。

1. 経費にできるものはすべて申請しよう

意外なものが経費として計上できることがあります。いま一度「経費にできるもの」を確認しておきましょう。

  • 水道光熱費(電気ガス水道代など)
  • 旅費交通費(仕事の移動でかかった費用)
  • 通信費(インターネットや携帯電話料金、ハガキ代など)
  • 荷造運賃(仕事の荷物を郵送するのにかかった費用)
  • 消耗品費(10年以下で消費する機材や消耗品)
  • 事務用品費(文房具やFAXのインクなど)
  • 租税公課(事業のために納付した税金の一部)
  • 広告宣伝費(名刺など事業を広告するためにかかった費用)
  • 接待交際費(得意先が相手の飲食費など)
  • 損害保険料(事業のための損害保険料や自動車保険料など)
  • 修繕費(店舗・作業場の修理費など)
  • 減価償却費(10年以上の使用が想定される固定資産)
  • 福利厚生費(従業員が対象の社会保険料など)
  • 給料賃金(従業員への給与など)
  • 外注工賃(外注にかかった費用)
  • 利子割引料(金融機関からの借入利息など)
  • 貸倒金(回収不能になった売掛金・受取手形など)
  • 雑費(そのほか、事業のためにかかった費用)

など、仕事に必要な費用であることが合理的に説明できるものであれば、原則的にすべて経費で計上することができます。「これはどうなんだろう?」と迷うものがあれば、ひとまず領収書を保管しておくことをおすすめします。

2. 所得控除を受けよう

「所得控除」はその条件を満たしているだけで控除を受けられます。特別な申請はなく、確定申告書Bに所得控除額を記入するだけ。どの控除が該当しているのか、あらかじめ把握しておきましょう。

まずは誰もが受けられる「基礎控除」。

基礎控除:納税者全員に適用される控除で、一律38万円の控除を受けられます。

他にも家族構成や本人の状況によって受けられる控除があるので、以下のハックもすべてチェックしておくことをおすすめします。

3. 家族の所得に合った控除を受けよう

もしあなたが家族を扶養しているなら、これらの所得控除を受けることができます。

  • 配偶者控除:配偶者の年間所得が38万円以下の場合に38万円の控除を受けられます。
  • 配偶者特別控除:配偶者の年間所得が76万円以下の場合に受けられる控除で、控除額は所得によって段階的に決められています。
  • 扶養控除:生計をひとつにしている親族(16歳以上)の年間所得が38万円以下の場合に基本38万円の控除を受けられます。
    ※扶養親族の年齢により控除額が異なります。

また寡婦・寡夫が受けられる控除もあります。

寡婦・寡夫控除:配偶者と死別・離婚してから再婚していない場合に27万円(条件によっては35万円)の控除を受けられます。

4. 保険料に応じた控除を受けよう

毎年の保険料も控除対象です。社会保険料から小規模企業共済等掛金まで、もれなく控除を受けておきましょう。

  • 社会保険料控除:社会保険料(国民健康保険や国民年金)を支払った場合に、その支払い金額が全額控除されます。
  • 生命保険料控除:生命保険料を支払った場合に、その支払い金額に応じて最大12万円の控除を受けられます。
  • 地震保険料控除:地震保険料を支払った場合に、その支払い金額に応じて最大5万円の控除を受けられます。
  • 小規模企業共済等掛金控除:指定された共済や個人型年金などを支払った場合に、その掛け金が全額控除されます。

5. 損害に応じた控除を受けよう

災害や盗難などに遭ってしまったときに受けられる控除もあります。

雑損控除:震災や盗難などで被害を被った場合に、その損失額に応じて控除を受けられます。

このときの被害の対象は、自然現象の異変による災害・火災など人為による異常な災害・害虫などの生物による異常な災害・盗難・横領です。

6. 青色申告特別控除を受けよう

青色申告は確定申告のひとつで、フリーランス自ら帳簿を作成・管理することで最大65万円の控除を受けられます。

青色申告特別控除:青色申告で確定申告をした場合に、10万円か65万円の控除を受けられます。

帳簿の付け方により10万円控除か65万円控除かが選択できますが、65万円控除は翌年3月15日までに確定申告書を提出した人にだけ適用されます。提出期日を忘れないようにしましょう。

7. 本人に合った控除を受けよう

さらに本人の条件によっても受けられる控除があります。

  • 勤労学生控除:納税者本人が勤労学生の場合に、27万円の控除を受けられます。
  • 障害者控除:納税者本人や扶養家族が所得税法上の障害者に当てはまる場合、ひとりにつき基本27万円の控除を受けられます。
    ※条件によって40万円・75万円になることもあります。

8. 医療費控除を受けよう

塵も積もれば山となるのが日々の医療費。医療費にかけた金額も控除してもらうこともできます。

医療費控除:病院などで支払った医療費によって控除を受けられます。総所得が200万円以上の場合は「1年間で払った医療費 − 保険金 − 10万円 = 控除額」となり、総所得が200万円以下の場合は「1年間で払った医療費 − 保険金 − 5% = 控除額」となります。

納税者本人だけでなく生計をひとつにしている家族のために支払った医療費も加味できるため、漏れなく計算しておきましょう。

9. 寄付金控除を受けよう

近年浸透してきている「ふるさと納税」などの寄付系も控除対象です。

  • 寄付金控除:納税者本人が寄付をした場合に受けられる控除です。「特定寄附金 − 2,000円 = 控除額」で算出され、年間所得の40%まで控除を受けられます。

さいごに

「節約」「節税」と聞くと手間が多そうなイメージがありましたが、調べてみればそんなことはありませんでした。大切なのは、知ることと続けること。このふたつを守れば不安定なフリーランス生活も乗り切れそうです。

自分に合った節約法を見つけて、どんどん無駄を省いていきましょう。

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