ノマドワーカーに私がオススメしたい8つのハック術(SIMやPCなど)

どうしたら生産性を高められるか?という疑問に対して、「外で仕事をするのがよい」と回答する方も多いでしょう。しかし、設備の整っているオフィスや自宅に比べて、外で仕事をするためにはそれなりの準備が必要です。そこで「オフィス外で仕事をするための」幾つかの工夫について、私自身が実際に行っていることを紹介します。

ノマドワーカーの仕事環境

私は「いろいろな場所で働く」のが大好きだ。

家やオフィスでは何かと誘惑が多かったり、寝てしまったりと自分の意志の弱さを露呈してしまうが、外ではそんなことに惑わされず、とても仕事がはかどる。これは性格なのかもしれないが、一箇所でずっと仕事をする、というのが性に合わないのだろう。

特に私が好きな働く場所は「電車の中」だ。

休日などには東海道本線の鈍行に乗って、何となく流れる風景を見ながらプライベートの仕事をする。熱海まで行って、片道たったの2,000円くらいで、最高のオフィスが手に入る。

温泉にちょっと浸かって、帰りも電車の中で作業すれば、なんとなく旅行した気分にもなり、仕事にも身が入る。一石二鳥だ。

公園などで仕事をするのもいい。芝生に座って、木陰でPCをパチパチやる姿は外から見ると異様かもしれないが、気持ちの良い風と適度なざわめきが集中力を高める。ちょっと疲れたらごろりと横になって寝てしまっても良いのだ。

日帰り温泉の休憩所もいい。風呂あがりに牛乳を飲みつつ、畳の部屋で本を読みながら、タブレットに気づいたことをメモする。

ちょっとしたアイデア出しにはこんな状況は持って来いだし、疲れも取れる。「そんな日に仕事なんて……」という方もいるが、私はむしろ仕事とレジャーの垣根がないほうが心身ともに充実するので、つねに「気持ちよく働ける場所」を探している。

混んでいるカフェでPCを広げることだけが、ノマドワーカーではないのだ。

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さて、そんな状態の自分だが「いろいろな場所で働く」のは結構工夫がいる。

電源の問題や資料の持ち運びなど、ある程度快適に仕事をするためには様々な準備が必要だ。そこで、「オフィス外で仕事をするための」幾つかの工夫について書いてみたい。

Macbook12インチ+モバイルバッテリー


出典:Amazon

外で仕事をする時に一番困るのは、電源の問題だ。カフェなどであれば電源がある場所もちらほらあるが、外に電源は普通存在しない。

したがって、私が探していたのは電池のもちがよく、軽いパソコンだった。

その条件をクリアしたものの一つが、AppleのMacbook12インチだ。軽くてコンパクト、キーボードは癖があるが、慣れると逆に使いやすい。

そして、このPCの優れているところは何よりも電池の持ちだ。1年以上運用しているが、5〜6時間は余裕で電池が持つ。日陰に入り、ディスプレイの輝度を落とせば、もっと持つかもしれない。

また、驚くべきことにこのPCは「モバイルバッテリー」から充電ができる。私が携帯電話の充電用に使っているモバイルバッテリーは3,000円ちょっとで買えるAnker PowerCore 20100だが、これを併用することで、更に2〜3時間はPCの電源がさらに長持ちする。

この二つを備えていれば、外で電源を探すことはまずない。まさに「ノマドワーカー」に相応しいPCである。

iPad pro12.9インチ+Apple pencil+キーボード付きカバー


出典:Amazon

またApple製品をご紹介して恐縮なのだが、iPad proは、かなりおすすめだ。特に大きい12.9インチの方は結構値がはるのだが、十分元が取れるほどよい製品だと感じる。

その理由は「紙のノート」の代用品として十分に使えることにある。

まだやってみたことのない方は、お近くのApppleストアか家電量販店で、iPad proにApple pencilで試し書きをしてみて欲しい。きっとそのなめらかなかき心地に驚くだろう。今までにもタブレットを紙のノートにしよう、という試みはたくさんあったが、どれも完成度が低かった。反応が悪く、細かい線が引けないので漢字を書くことすらできなかったのだ。

iPad proとApple pencilの組み合わせは、それとは異なる。完全な紙の代用品となる上、EvernoteやDropboxなどとの連携を考えたり、検索性などを考えたりすれば、既に紙を超えていると言っても過言ではないだろう。

私は現在も、打ち合わせやインタビューにはPCだけではなくiPadを持っていく。なぜならば手書きのほうが、圧倒的にスピードが早いからだ。

また、この組み合わせは万が一PCの電源が切れた時にも十分代用品として役に立つ。 個人的にはA4の大きさがあり、図が大きく書ける12.9インチがオススメだが、軽さを重視する方は小さい方でも良いだろう。

Kindle


出典:Amazon

Kindleの素晴らしさについてはかなりのレビューがweb上にあるだろうから、ここであらためて言うまでもないかもしれない。だが、これだけはどうしても言っておきたい。Kindleは買いである。

とくに外で仕事をする時、本は重たいのでそう多くは持ち運べない。すると、参考文献などを当たりたくても、すぐに参照できず、「家に帰って、文献をあたる」という二度手間が必要だった。

その点、Kindleは素晴らしい。文献数千冊を持ち運べる上、気になる本をその場ですぐに購入し、参考とすることができる。良い仕事をしようとすると、どうしても文献を当たらざるをえないだろうから、もはやKindleはノマドワーカーにとって必須と言っても良いのではと思う。

なお、KindleはPC版、スマホ版もあり、PCやスマホにアプリをインストールすればすぐに見ることができる。が、Kindleは専用端末の見やすさ、軽さ、電池の持ち、扱いやすさにこそ、その魅力があると思うので、1万5千円程度と少し値は張るが専用のKindle端末を購入することをお勧めする。

格安SIM


出典:Amazon

外で仕事をするようになって、一つ困ったことがあった。それは「携帯電話料金が跳ね上がった」ということだ。もともと某キャリアで7GB、8,000円程度の契約をしていたのだが、今では1日辺り0.5〜0.7GB程をつかう。全く足りない。

Dropboxなどで、ファイルをメンバーと共有していたりすると、誰かが少し重いファイルを上げただけでたちまち容量を使いきってしまう、ということもしばしばあった。

結局、1ヶ月が始まり、10日ほどで容量を使いきってしまい、仕方なく1GBを1,000円ほどで購入する。これを繰り返していたので、一時期携帯電話料金が3万円近くになったこともあった。年間に換算すれば30万円以上をデータ通信に浪費していることになる。

これはいけない、ということで格安SIMの検討を始めた。

するとどうだろう、3GBあたり900円程度で利用できるではないか。早速1枚、契約してiPad proに刺し、使ってみた。iPad proは、SIMフリー端末なので、格安SIMが利用しやすいのだ。

結果、昼休みや夕方の帰宅時間帯に少し重くなったりすることもあるが、全く気にならないコストパフォーマンスだ。1ヶ月ほど使って全く問題なかったので、今までのキャリアとの契約を解除し、SIMフリーの中古携帯電話端末を買い、モバイルルーターも購入して3端末すべてを格安SIMにした。

  1. SIMフリー携帯電話 音声+データ通信プラン 10Gの通信+音声通話(通話料別だが、SkypeなどのIP電話をつかうことで事実上無料にできる)で月3,200円程度
  2. iPad pro  データ通信専用プラン 3Gの通信 月900円程度
  3. WiFiルータ 10Gの通信プランで月2,500円程度

これで月に23GB使えて、7,000円以下。年間20万円以上もコストダウンできたことになる。

Office365+OneDrive+Skype


出典:Amazon

オフィスソフトが必要だったので、購入しようとした所、マイクロソフトが月1,300円程度ですべてが使えるプランを出していた。このプラン、オフィスソフトがすべて使えるだけではなく、OneDriveのクラウドストレージ1TB(=1,000GB)と、Skypeの無料通話が60分付属してくる。

このSkypeの60分無料通話が非常に使い勝手が良い。クリアな音声で、途切れたりすることもなく、従来のIP電話に比べると通話品質が格段に良い。

また、LINEやFacebookのように、アプリとアプリの通信だけができるのではなく、固定電話にかけることもできる。格安SIMは通話料が高いがSkypeを使うことで、通話料金は事実上ゼロ。もう乗り換えない訳にはいかない。

カナル型イヤホン+Bluetoothリモコン


出典:Amazon

外で仕事をする時、たまに「環境音がうるさいな」と思う時がある。もちろんそんな時は遮音性の高いカナル型イヤホンで騒音をシャットアウトすれば快適に仕事ができる。

おそらく、隣で痴話喧嘩をしているカップルがいたとしても、全く気にならないだろう。それくらいカナル型イヤホンは自分の世界に没頭できる。

個人的に使っているのはSHUREのSE112GR-Aで、6,000円弱で買える割にはパフォーマンスが良い。とはいえ、イヤホンは個人の好みが強く反映されるので、色々とためしてみるのが良いだろう。

また、携帯電話にイヤホンを直接繋いで音楽を聴くのは若干取り回しが悪いのでBluetoothリモコンを購入した。携帯電話が近くにあると思わずメールやメッセンジャーを見てしまったり、ゲームをやってしまう可能性があるので、携帯電話を鞄の中に入れつつ、音楽を聞くということができる。

ビジネスバッグにもなるリュック


出典:Amazon

ビジネスバッグはあまり長時間外出するには向かない。手で持つと疲れるし、せっかくの快適な風景も「手が痛い」のでは台無しだ。そこでおすすめするのは、「ビジネスバッグにもなるリュック」。

最近ではデザインもそこそこ良いものがたくさんあり、違和感なくリュックを使える。外で歩きながら「仕事するに気持ち良い場所」を探すときにも、リュックならばハイキングのような気持ちで歩ける。

個人的におすすめなのはPorter 3WAY BRIEF CASE

学生の時には散々お世話になったが、ノマドワーカーにも良いと思う。夏、暑くて背負いたくない時やスーツで固めている時にはビジネスバッグとして、私服やビジネスカジュアルの時にはリュックとして使えるかばんは、非常にお気に入りである。

薬袋


出典:Amazon

外で仕事していると、頭痛になったり、腹痛に襲われたり、汗をかいたり、虫に刺されたりする。そこで私はいつも、薬袋を持ち歩いている。

中身は頭痛薬、下痢止め、虫刺され、マスク、胃薬、ウェットティッシュ、ティッシュなどだ。

だいたいこれくらい用意しておけば、いざ人に会う、という時も問題ない。特に夏は、汗をかいた後に人に合わなければならない時などがあるから、ウェットティッシュは必携である。

ノマドワーカーとは常に、備えあれば憂いなし、の精神で仕事をしなければならないのだ。

まとめ

他にもデジタルカメラや、USBのタップなど、便利に仕事をするためのグッズはたくさんあるのだが、「外で仕事をする」ということに特化して考えた場合、これくらいの装備を揃えておけばひとまず十分だ。

特に「電源」から開放される気持ちは素晴らしい。世界中が仕事場所になると、開放感が全く異なる。

また、ノマドワーカーという言葉は何かと、「フリーランス」的な要素が強調されるが、これは特にフリーランスの方々に限った話ではない。

私はむしろ、サラリーマンが楽しく、アイデアフルに仕事をするためにも必要なのではないかと思っている。楽しいノマドライフを!

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