老後の資金が足りない?それなら運用について知っておこう

「老後の資金」ですが、若い男女にはピンとこないことでしょう。フルタイム労働者の実質賃金も低下しつつあるので、貯金したくても手元にお金が残らない人が増えてきています。しかし老後資金を運用によって他の人たちより早く準備することができるのなら、1日でも早く始めた方がお得なことも多いのです。

老後資金なんてまだまだ先…と思っている人へ

お金に働いてもらうのが「運用」です

「貯金したいけどできない」といった人が増えている現実があります。データを見ると、各年代の30%前後の世帯が「世帯に貯金無し」と回答しているそうです。「日本人は貯金熱心な国民」といわれていた時代もあったのですが、今は意識して節約・貯金している人とそうでない人で差が開く一方です。「給与が高い会社の正社員なら貯金に回せる余剰資金も豊富かもしれないが、自分は派遣だから貯金できない。株式投資など無理です」という人もいますが、年収が少ないからこそ逆にお金に働いてもらう必要があります。

老後資金を計算したいけどどうすればいいの?

自分の毎月の生活費を知って、その年間必要額に25年をかけると、ざっくりと計算できます。ネットにも「逃げ切り計算機」という老後資金シミュレーションページがあります。ここではインフレの影響は無視します。教育費や住宅ローン等と比較して、①まずどのくらいの老後資金が自分(達)に必要なのか?②公的年金(老齢基礎年金、企業厚生年金、共済など)の見込み受給額、③自分で積み立てるのであればどういう方法が自分にとって最適であるか?という3点についてメドが立たないと老後資金の準備はできません。

老後資金のための運用とは何か?

マイナス金利下の老後資金の準備には覚悟が必要

かつて日本には「郵便局の定期預金」にお金を預けておくだけで8%の利息がつく時代がありました。3,000万円を預けておけば、年間利息だけで240万円ですから、老夫婦であれば、公的年金と郵貯の利息だけで十分な生活ができました。しかし時代は変わり、世の中は「マイナス金利」になりました。マイナス金利下では定期預金していてもお金は増えず、逆に口座使用料や手数料でさらにお金が減るということに。かといってむやみに株やFXといったリスク投資に手を出せば、逆に損をすることも。

国民年金制度は本当に崩壊するの?

公的年金制度の存続が危ぶまれていますが、現時点では国民年金の掛け金はきちんと払うべきでしょう。「未納」状態で放置しておいては自分が損をするだけです。マスコミは年金崩壊をあおりたがりますが、日本の社会保障制度はかなりしっかりしている方なので、当面は国民年金ありきで老後の資産運用は考えるべきで、むしろマスコミに乗せられて、「未納」を続けている若い人が増えてきている(20代で年金掛け金を支払っているのは2割程度というデータも…)点の方が老後資金的にはまずいのです。

老後資金の運用は「投機」ではない点に注意

ミセスワタナベになってはいけない理由

「日本人は貯金好きで投資嫌いだ」という人もいますが、FX(為替証拠金取引)に関しては別で、「FXプレーヤーは日本人が世界一多い」といわれます。こうした日本人FXプレーヤーのことを外国人投資家や海外金融機関は「ミセスワタナベ」と呼んでいますが、ミセスワタナベの95%は男性です。ただ主婦・若い女性でも「老後資金運用のためにFXを始めました」という話は増えています。レバレッジを多用した為替取引は「投機」であり、老後資金を20年かけて運用する手段にはなりえないです。

それならばどういう運用がふさわしいのか?

老後資金の運用法・金融商品の選び方については、専門家でも意見が分かれますが、最近よく目にするのが、インデックスファンドを利用したポートフォリオ運用です。インデックスファンドとは市場平均(日経平均株価やTOPIXなど)に連動するように設計された投資信託で、大きく分けてETFと公募型投信の2種類があります。ネット証券で買い付けることができて、自分で期待リターンやリスク許容度を設定して、リバランスを行うという投資方法が次第に若い人たちの間でも普及しつつあります。

まとめ

これまで資産運用をしたことが無い人にとって、生まれて初めて自分で選んでリスク性金融商品を買うのは勇気が必要かもしれませんがすぐに慣れます。老後資産は複利で増やす方法を選択するのがコツです。

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