家の売却相場と売却における注意点

不動産取引において適正な価格を把握するのは非常に困難であるといわれています。不動産の鑑定にはさまざまな専門知識を要するためです。また、一般には購入の場合よりも売却の場合の方がさらに家の相場などを把握するのは難しくなります。今回の記事では家の売却相場と売却にあたっての注意点について述べていきます。

家の売却相場の算出は困難

地域・家の状態などによって全く変わってくる相場

家の売却を考えている場合、まずしっかりと押さえておきたいのが家の売却価格の相場というのはその家が所在している場所、その家の状態によって全く変わってくるということです。このうち、家の所在している地域によって相場が変わるのは購入時も同じですが、売却の場合には家の状態によってもどんどん売却価格が変動するというところに、家の売却相場の適正相場を把握する難しさがあります。

適正価格を知るための方法はインターネットサイトが有効

家の売却の適正価格を知るための方法としてはインターネットサイトを利用する方法があります。おすすめは国土交通省が提供している土地総合情報システムと不動産会社の一括査定サービスです。土地総合情報システムは不動産がどの程度の値段で取引されているかを地域別でみることができ、地域相場を確認するのに役立ちます。一括査定サービスは複数の不動産会社からの見積もりを簡単に入手できるため、相場が把握しやすくなります。

家の価値は20年で無くなる

一般的に木造の住宅であれば、築20年になると、もはやその価値はほとんど消滅してしまうといわれています。したがって、築20年の物件を売買する場合は単純にその土地のみの販売価格で査定されるケースが多くなります。また、下落率は均等に下落するわけではなく、築年数が浅いほど1年当たりの下落率は大きくなります。大体築10年の段階で新築の35~40%程度の価値になるとされています。

家の売却をする場合には住宅ローンの完済が条件

家の売却を考えた場合、住宅ローンをしっかりと完済するということが必須条件になってきます。住宅ローンの完済が住んでいない家というのは住宅ローンの支払いが滞ることによって、いつでも金融機関が差し押さえ可能な状態になっています。したがって、このようなリスクの高い家を購入する買い手はまず存在しません。きちんと住宅ローンを完済する必要があることを知っておきましょう。

家を売る方法には仲介と買取の2種類があります

仲介とは?

仲介というのは不動産会社に仲介手数料を払って、買い手を探してもらうという方法になります。この仲介という手法を取った場合、不動産会社に仲介手数料を支払うことになります。ただし、売却価格は高くなる可能性が大です。また、仲介手数料は売却価格の3%強が相場となっています。

買取とは?

一方、買取というのは不動産会社が直接家を買うという方法になります。この買取という方法については仲介手数料はかかりません。ただ、一般に売却価格の査定はかなり低くなってしまうので、仲介と比較すると、売却価格の相場は低くなります。ただ、この買取には確実に売却できるというメリットがあるため、どうしても売却したい期限がある場合にはこの方法を取るのが良いでしょう。

築浅中古の売却相場について

購入者から人気がある築浅中古

さて、家の売却を考えたときに購入者から人気が集まりやすい物件というものがあります。それが築浅中古というものになります。この築浅中古というのは文字通り新築されてからそれほど年数がたっていない住宅になります。新築に近い住宅を新築よりも安い値段で購入できるという人気があります。ただ、売却する側としてはほとんど住んでいないにも関わらず、新築よりも値段が下がるために不満が生じることもあります。

築浅中古の売却相場が下がる理由

築浅中古の売却相場が下がることには、しっかりと理由があります。まずは家の設備というのは10年程度で修繕が必要になる部分があります。例えば、内装でいうなら水回りの設備などです。このような修繕が新築よりも早くやってくるということで、新築よりも査定が下がります。また、固定資産税という税金が新築の場合は3年間半額になる特例がありますが、この特例が無いというのも査定減の理由になります。

まとめ

上記の文章では家を売却する際の相場について見てきました。家を売却する場合の売却価格の適正な相場を把握するためには、まず近隣の類似物件の相場を調べることが先決です。適正な相場をしっかりと把握したうえで交渉に臨むようにしましょう。

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