一本化ローンの審査基準とは?特徴やメリットデメリットも併せて解説

家計の管理が楽になったり、月々の返済負担が軽減されるためローンの一本化を考える人もいるでしょう。複数社からの借り入れを1社にまとめてしまえば、余計な振込手数料もかからず、口座も一つにまとめることができます。ただ一本化ローンにも審査があります。そこで今回は、一本化ローンの特徴と併せて審査基準を紹介していきます。

一本化ローンの特徴とは?

一本化ローンというのは、一本化という目的のために借り入れるローンです。商品として一本化ローンがあるわけではありません。銀行のカードローンなど、借り入れ限度額が大きいところで申し込み、そこで借り入れたお金を他社の返済に充てます。そして、他社の借り入れをまとめて返済した上で、一本化のために借りたローンの返済を月々行っていきます。

例えば、現在3社から100万円ずつ借り入れているとします。そこで3社から借り入れているお金をまとめて返済したいと思ったとき、3社とは別の銀行や消費者金融で、300万円のローンを組みます。その300万円を使って、3社それぞれ完済してしまい、後は300万円のローンを組んだ会社に月々返済を行っていきます。これが、一本化ローンの流れですね。

ここで、3社とは別にさらにローンを組もうとしたとき総量規制は関係しないのか?といった疑問が出てきます。総量規制とは、個人の借り入れ額は年収の3分の1までという仕組みです。銀行のローンであれば対象外となりますが、消費者金融の借り入れには適用されます。ただ一本化のためのローンは、例外となるようです。

総量規制には、特別措置として利用者にとって有益なローン利用であれば、総量規制が適用されないといった条件があります。一本化ローンによって、利用者の返済による負担が軽減されるのであれば、年収の3分の1以上でも借り入れできます。これは消費者金融などで借り入れる際に当てはまります。

一本化ローンのメリットとデメリット

メリット

金利は、借り入れ額が大きくなるほど低くなります。つまり借り入れ額が大きいほど、利息は少なくて済むわけです。消費者金融や銀行などでは、金利を3.0%~18.0%など、幅をもたせた表記をしています。借り入れる額によって、金利が変動するからですね。例えば、利用限度額が1万円~99万円であれば金利は7.7%~18.0%。利用限度額が501万円~800万円であれば、金利は3.0%~4.7%といった具合です。

ここで、1社から300万円借り入れている場合と、3社から100万円ずつ借り入れている場合、どちらが金利によって支払う利息は大きくなるでしょうか?もちろん、前者の1社から300万円借り入れている場合です。そのため、1本化ローンによる主なメリットは、金利が低くなることによって利息分の支払い額が減ることにあります。

デメリット

ローンを一本化することで、1社にのみ月々返済していくことになります。すると、月々の返済額も減ることになります。返済額が減ることで、ローンを一本化する前と比べて、返済期間が長期化してしまう恐れがあります。これがデメリットです。ただ毎月の返済額を引き上げたり、まとまったお金があるときに繰り上げ返済することで、このデメリットは解消できるでしょう。

一本化ローンの審査基準

他社からの借り入れ状況

明確に何社から借り入れていれば審査に通らないといった基準はありませんが、借り入れ件数が多いほど、審査には不利に働きます。件数が多いということは、1社で大きな額を借り入れできないわけです。1社で借り入れできる額が少ないと、信用がないと見なされてしまいます。

信用情報に傷がないかどうか

他社での借り入れ状況や、返済に関する情報は、個人情報信用機関というところで一括管理されています。この管理されている情報は、審査の際に共有される情報でもあるわけです。過去に支払いの滞納や延滞などの履歴があると、審査に通ることが難しくなります。

勤続年数に加え安定した収入があるかどうか

仕事にまつわる情報も、審査には大きく影響しています。勤続年数が長い方が有利に働きますし、派遣社員よりも正社員の方が安定した収入が継続的に見込まれると、判断されるわけです。

まとめ

ローンの一本化は、返済負担を軽減するための便利な仕組みです。ただ誰でもローンの一本化ができるわけではなく、しかるべき審査に通る必要があります。また目的が一本化であれば総量規制の対象にはならないため、総量規制関係なく申し込むことが可能です。

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