ローンの組み直しをするとどれぐらい利息を減らせる?

住宅や自動車の購入、ちょっとした急な出費の時など、ローンを利用する機会は意外と多いものです。しかし、利息についてあまり深く考えずに契約してしまうと、後で返済額の大きさにビックリしてしまうことがあります。そんな時に便利なのがローンの組み直し。金利の低いプランに変更することで、返済額を減らすことができます。

ローンの組み直しはどんな仕組み?

借りる相手を変えることで返済額を減らせる

お金を借りてローンで返済する場合、元金に利息を加えた額を返済していきます。利息は元金と金利によって計算されますが、契約時の金利が高いと利息も大きくなります。このような場合に、金利の低いフリーローンや借り換えローンと契約し、後々に増える利息の額を減らすのがローンの組み直しの基本となります。

ローンを組み直せない可能性はある?

返済が滞っていたり、返済が遅れた履歴がある場合、収入が少ない場合などにはローンの組み直しを断られる可能性があります。これは、もともとのローンの契約を変更するわけでは無く、全く新しいローン契約を結び、もともとのローンの残金を一括で支払う仕組みが原因です。新しい契約を結ぶため、信用情報の調査などを新たに調査するため、問題があった場合には契約できなくなってしまうのです。

総量規制は関係ない?

年収の3分の1以上の借入れが行えない総量規制については、原則として借り換えローンやおまとめローンは対象外となります。ただ、こういった借り換えに関する契約の場合、新たに借入れを増やすことはできないので注意が必要です。また、消費者金融などのカードローンから銀行系の金利の安いカードローンへと変更するという手段もありますが、銀行系は金利が安いかわりに審査が厳しいので、審査に通らない可能性もあります。

借り換えでどれぐらい得をする?

元金と利息、手数料を計算してみよう

一般的なフリーローンの場合、100万円で大体15%の金利となります。これをもし6%のローンに切り替えたとして考えてみましょう。そのまま返済を続けた場合、返済に4年かかるとして、返済総額は1,335,888円となります。同じ期間を6%の金利で返済した場合、返済総額は1,127,328円、なんと208,560円もの差が付いてしまいます。

住宅ローンを借り換える場合は、手数料に注意しよう

フリーローンやおまとめローンの場合は借り換えでも手数料はかかりませんが、住宅ローンを借り換える場合は手数料が必要となります。住宅ローンは契約内容が他のローンと違い、繰り上げ返済に対する手数料や保証金、新たに契約するための手数料、担保が自宅となっている場合の切り替えにともなう税金や手数料などが発生します。そのため、折角借り換えたのにトータルでは殆ど変わらなかったなんてこともあり得るのです。

借り換えをしても月額の返済額はそのままにしておこう

ローンを組み直して金利を下げると、大抵の場合毎月の返済額は少なくなります。しかし、ここで返済額を元の額のまま維持しておけば、利息の支払いが少なくなるのです。借り換えで金利が下がることで、毎月の返済で支払う利息が減少し、同じ額を払っても元金に充てられる額が大きくなります。このため、毎月の返済額を維持しておけば、どんどん元金が減り、それにともなって発生する利息をさらに減らせるのです。

どんなときに借り換えを行えば利息が減らせるの?

消費者金融のカードローンを利用している場合

消費者金融のカードローンは、借入額に合わせて金利が固定となっています。この金利は大抵法律で定められた金利の上限に近いものとなっており、景気などに関係なくずっと同じ金利のままとなります。そのため、銀行系のカードローンのようにもともとの金利が低く、定期的に金利が見直されるローンに変更すると、それだけで利息を減らすことができます。

住宅ローンは元金が多く残っている方が得になる

住宅ローンの借り換えの場合、元利均等返済のような毎月一定額を支払い、そこから利息を払う方式では、支払いを始めてもある程度の期間は元金があまり減りません。そのような場合には、金利を下げることで利息を大きく減らすことができるので、借り換えの恩恵が大きくなります。逆に、元金が殆ど残っていないと、減る利息より手数料の方が高くなったり、殆ど変わらずに手間だけがかかってしまうのです。

まとめ

消費者金融のカードローンの場合、金利の低いローンに借り換えると返済額を減らすことができます。しかし、住宅ローンでは、残金次第で逆に損をすることもあります。借り換えを行う際には費用や返済までの利息を計算し、ちゃんと利益が得られるかどうかしっかり検討しましょう。

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