FXでは借金するリスクがある!?その回避方法とは

FXは、外国の通貨を売買することで、その際生じる売り買いの幅を利用して、利益を得ることができます。専門のトレーダーだけでなく、学生や主婦にもできるとあって注目が集まっている、資産運用の手段の一つでもあります。ただやり方によっては借金を負うリスクもあるよう。そこで今回は、借金する仕組みと回避方法を解説していきます。

FXをすることで生じるリスク

FXの正式名称は外国為替証拠金取引です。情報番組などで、円高やドル安といった言葉が聞かれますが、あれがまさに為替と呼ばれるもので、その値動きを利用して利益をあげるのがFXです。ドルやユーロなどの外国通貨が安いときに日本円で買い、そして買った外国通貨を高値のときに売ることで、その差を利益として得ることができます。

ただ利益を得るためには、それ相応のリスクを負う覚悟が必要です。FXでは為替レートの動きを見ながら、外国通貨の売買を行います。この為替レートは24時間変動しており、当然ですが私たちの予想通りに変動してくれるわけではありません。予想していたレートとは逆の方向に動くと、思わぬ損を被ります。

また一度予想に反したレートも、いつかは予想通り変動してくれると待った結果、売買のタイミングが遅れ、必要以上に損をしてしまうこともあります。為替レートの動きに一喜一憂してしまい、売買のタイミングが遅れた結果、本当は利益を得るはずが損してしまうこともあるわけです。

またFXでは、金利差を利用して利益を得ることもできます。低金利の国の通貨で、高金利の国の通貨を購入すると、その金利差を利益として得ることができます。しかしこの金利も日々変動します。昨日までの金利差が逆転してしまい、逆に損してしまうこともあるわけです。さらにFXには、レバレッジという仕組みがあります。レバレッジを何倍とかけることで、実際の現金は少額でも、為替レート上では高額の取引ができるわけです。

基本的に25倍のレバレッジが上限となっていますが、必要以上にレバレッジをかけて勝負してしまうと、手持ちのお金以上に損失を出してしまう可能性があります。

なぜFXで借金してしまうのか?

FXには証拠金というものが存在します。自分の元手資金を、FX会社で作った口座に預けて、その預けたお金をもとにFXを行うわけですが、この預けたお金が証拠金です。自分が実際に持っている現金のことですね。証拠金は、FX会社への担保となります。この証拠金があることによって、レバレッジと言って証拠金の何倍かのお金を動かすことができるわけです。

つまり、自分が預けた証拠金以上のお金を動かして、外国通貨の売買を行うことになります。レバレッジ25倍というと、証拠金の25倍まで取引できることになります。ただ当然ですが、レバレッジ分は、もともと持っていなかったお金のわけです。FX会社から借りているお金といえます。そのためレバレッジを多くかけすぎると、その分損失も大きくなります。

例えば1ドル100円のとき、証拠金10万円、レバレッジ1倍で取引したとします。このとき10万円で1,000ドル買うことができます。一方レバレッジ10倍で取引したとすると、100万円分ドルが買えるので、1万ドル買うことができます。ただ為替が変動し1ドル99円となった場合、1,000ドルの価値は99,000円、1万ドルの価値は99万円です。

つまり1ドル100円で取引したときと比べ、レバレッジ1倍では1,000円の損、レバレッジ10倍では1万円損したことになります。このようにレバレッジをかけるほど、損する額は大きくなります。このレバレッジによる損失が、証拠金を上回ったとき借金となるわけです。

FXで借金をしないためにできること

ロスカットを利用しよう

FXでは証拠金を下回り借金しないように、ロスカットという仕組みがあります。ロスカットとは、為替の変動に合わせて、損失が一定の額まで達したとき強制的に決済される制度のことです。ロスカットがあることによって、証拠金以上の損失を防ぐことができます。ロスカットは自動で行われるため、正常に行われた際は設定した金額以上の損失は出ないわけです。そのため、FXの取引そのものでは借金しない仕組みになっています。

しかし、FXで損失した分を取り返そうと、私生活で借金をしてそのお金をFXにつぎ込めば、それは当然借金となります。そのため、余剰資金をFX資金に充てるのが賢いやり方です。銀行や消費者金融から借金してまで、行うことではありません。

まとめ

FXはあくまでも資産運用の一つです。生活に余裕があり、余剰資金として使えるお金があれば、FXで借金する可能性は低いです。ただFXは、生活に切羽詰まった状態で手を出すものではありません。お金に余裕がない状態で行うと、心に余裕が持てないため、売買のタイミングを誤り、必要以上の損失を出してしまうことになりかねません。

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