初心者向けに解説!格安SIMを使う前に知っておきたい「通信速度」の話!

格安SIMは、その名の通り料金が格安な通信サービスを提供しているSIMカード。現在、大手キャリアから通信設備を借りて通信サービスを提供するMVNOは600社を超え、多様な形態でサービス展開されています。 格安SIMを選ぶ際に重要になってくるのが「通信速度」です。
今回は格安SIMを使う前に知っておきたい通信速度について、分かりやすく解説したいと思います。

そもそも「通信速度」って何!?

通信速度とは!?

通信速度とは、データ通信をする際の速さ(スピード)を表す値です。単位にはMbps(メガビーピーエス)を使うのが一般的です。

Mbpsは、Mega bit per second(1秒あたり○○メガビットの通信ができる)の略

例えば5Mbpsであれば「1秒当たりに5メガビットのデータを通信できる」ということになります。

通信速度が速ければ速いほど、短時間で大容量のデータを送受信可能となります。

高速道路をイメージしてみてください。

同じ車でも時速100kmで移動しているのと時速80kmで移動しているのとでは、1時間で移動できる距離は変わりますよね。このままの速度で移動した場合、1時間後には実に20kmも移動距離に差がでます。

通信速度でも同じことが言えます。

通信速度の値が大きくなると単位時間あたりの送受信できるデータ通信容量が大きくなります。

同じデータ容量のファイルをダウンロードするのに、5Mbpsと10Mbpsの通信速度では、かかる時間が2倍変わってくるのです。

上り(アップロード)と下り(ダウンロード)の通信速度

アップロードとダウンロード

通信には「上り(アップロード)」「下り(ダウンロード)」の2種類が存在します。

SNSにスマホで撮影した写真を投稿するというようなサーバーに情報を送る通信が「上り(アップロード)」です。

反対にSNSからお気に入り写真を端末に保存したり、アプリを新しくオンラインから導入するときなど、WEB上のサーバーに保存されているデータを自分の端末に持ってくる通信を「下り(ダウンロード)」と呼びます。

主に私達が普段使用する通信は、下り(ダウンロード)がメインとなります。通信を利用して、WEB検索、ブログ閲覧、写真の保存、動画閲覧などWEB上のコンテンツを楽しむという受け身の立場が基本であるからです。

以上から、一般的に通信は上り(アップロード)に比べて下り(ダウンロード)の方が比較的速い傾向にあります。

通信速度を加味する上では、どちらかといえば下り(ダウンロード)の値に注目した方が良いです。

何で通信速度が重要なの!?

通信速度の重要性

では、その「通信速度」がなぜ重要なのでしょうか。

特定の格安SIMでは、通信速度が遅かったり安定性が悪いといった通信品質の問題が生じ、使用している際にストレスを感じてしまうことがあるからです。

このような通信品質の問題は、ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアでは、基本的に生じない問題です。

なぜならば、格安SIMは自社で通信設備を持たない分、大手キャリアから通信設備を借り受けることにより通信サービスを提供しています。設備投資などがかからずに浮いたコストをユーザーに還元することにより、料金を格安で提供できるのです。


ここで、再び高速道路を例に出します。

2車線の高速道路と3車線の高速道路では、車の交通量が同じであればどちらがスムーズに車が流れると思いますか?

答えは、当然ですが3車線の方ですね。道幅にゆとりがあるので車がスムーズに流れます。2車線の方が道が狭いので同じ交通量では混雑しやすいです。

高速道路を走っている車を「データ通信」、車線数の道幅を「通信設備」、車が流れている速度を「通信速度」に例えます。

同じ容量のデータ通信を行うには、車線数が多い、すなわち通信設備に余裕があり整っている大手キャリアの方が車が流れやすいので、通信速度としては安定的に速くなります。

一方、格安SIMは2車線あるいは1車線分しかない通信設備に、同じだけのデータ通信である車が通過しようとするので、渋滞、すなわち通信速度の低下が起きやすくなります。

通信速度の低下は、他ユーザーの通信が集中しやすい、平日お昼休みや帰宅後の夜間帯で起きることがあります。

通信速度が遅いと、アプリがなかなかダウンロードできない、WEBページを読み込んでもなかななか表示されない、動画視聴してもカクカクと止まってしまう、といったストレスを伴うような通信環境となってしまいます。

最適な通信速度はどれくらい!?

最適な通信速度

通信速度が速いほうが、ストレスなく使用できるということがわかっていただけたと思います。 ただ、大手キャリアのように通信速度が速く常に安定しているサービスを利用すると、それだけ費用がかさみます。

言うならば、速い通信は高い料金を払うことによって担保されているのです。

実際に大手キャリアのような速いスピードが必要なのでしょうか?

再び、車と高速道路を例にします。

「高いお金を払っていただいたので時速200km出力可能なスポーツカーをぜひ使ってください」

と言われても、日本の法律では時速100kmまでしか出すことができませんよね。

つまり、車の性能的には時速100km出れば十分なのです。時速200km出る性能は必要ありません。

通信速度も同じようなことがいえます。

「格安SIMで最低限必要な通信速度はどれくらい!?」という記事で検証・調査しましたが、格安SIMで最低限でも通信を快適に利用するためには通信速度が2〜3Mbps程度あれば十分です。

もちろん、それより速ければベストパフォーマンスといえますし、1Mbps程度となれば少し苦しいかもしれません。

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大手キャリアでは何十Mbpsというとても速い通信速度が出ますが、検索や動画視聴など一般的なWEB利用であれば、高いお金を払ってここまで速い通信速度を手にするというのは、もはやオーバースペックといっても過言ではありません。

時速200km出る性能はいらないんです。時速100km出ればそれで良いと思います。

通信速度は2〜3Mbpsという速度を基準にして考えることをオススメします!

「通信速度」は格安SIMを選ぶ際の重要なポイントに!

スマホ利用する際の通信速度は速ければもちろん良いですが、不必要に速すぎるものにお金をかけることは、無駄なものになってしまいます。

自分の適度な通信環境を提供している格安SIMを見つけることにより、毎月の固定費を大幅に節約することが可能です。

格安SIMを扱っているMVNO15社の通信速度比較結果も公開していますので、ぜひ参考にしてみてください。

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