格安SIMはどこが速い!?MVNO15社の通信速度ランキング【2017年2月】

格安SIMは大手キャリアに比べ通信料金が安くなるというメリットから、スマホユーザーの注目が一段と集まっています。格安SIMを提供する数あるMVNOの中から選ぶポイントとしては、通信速度が最も重要な指標となります。
4ヶ月目となる今月も格安SIM主要15社の通信速度を測定し、徹底比較しました!

通信速度の測定方法・測定場所

格安SIMは料金が安いというのが最大の特徴。通信エリアはドコモやau回線を使用しているため、全国の幅広い範囲で電波状況は良い状況です。

しかし、いくら料金が大手キャリアに比べて安くても、通信速度が遅ければ使用に伴いストレスを感じると思います。

ユーザーとしてはストレスフリーに通信サービスを受けられる格安SIMを選ぶことがポイントとなってきます。

格安SIMの通信速度について、もっと詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。

2016年11月より始めた格安SIM15社通信速度測定は今回で4回目となります。

今月はどこのMVNOが一番速いんでしょうか!?

通信速度を測定する格安SIM15社

測定対象の格安SIM15社は、以下のとおりです。

測定する格安SIM 15社
楽天モバイル U-mobile
mineo NifMo
DMMモバイル LINEモバイル
BIGLOBE SIM nuroモバイル
UQ mobile エキサイトモバイル
DTI SIM FREETEL
OCN モバイル ONE イオンモバイル
IIJmio

(順不同)

通信速度測定方法

上記でリストアップした各MVNOの通信速度は、以下の方法で測定します。

項目 内容
測定場所 新潟県内某所
測定時間 昼:12:00〜13:00の間
午後:15:00〜16:00の間
測定アプリ RBB SPEED TEST
測定端末 iPhone 7 Plusにて測定
(iOS10.2)
測定方法 各時間帯で、3回連続して下り(ダウンロード)・上り(アップロード)・ping値
を測定して平均速度を算出

測定する時間帯は、比較的通信が混雑しやすいお昼の12時台及び昼過ぎの15時台に設定。

測定はバラツキがでないよう3回連続して行い、3回測定した平均値を測定結果として他社と比較します。

測定環境を統一するために、場所を移動することはせずに定点での測定を実施。また、全ての測定で同じ機種(iPhone 7 Plus)を使って測定を実施しています。

12時〜13時の測定結果を比較

一番回線が混み合う時間帯である12時〜13時での測定結果は以下のようになりました。

12時台の測定結果(UQ mobile含む)

結果を見ると、UQ mobileが下り(ダウンロード)で100Mbps超えという驚異的な数字を記録しています。
先月の1月も150Mbpsという数字が出ているので2ヶ月連続して爆速を維持している状況です。スマホ回線というよりは、自宅で使用する光回線並みの速さと言えます。

12時台のUQ mobile測定結果

要因として、先月に引き続きUQ mobile側で販促拡大によるユーザー増加を見越した先行設備増強が効いていると考えられます。

MVNO15社間でのグラフ比較となると、UQ mobileだけが飛び抜けている状態では、他社同士の比較がしにくいので、別途UQ mobileを含めないグラフも以下に掲載します。

12時台の測定結果(UQ mobile含まない)

【12時〜13時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 9.57 10.86 11.45 10.62
mineo(Aプラン) 1.72 1.86 0.86 1.48
DMMモバイル 2.32 2.34 2.43 2.36
BIGLOBE SIM 1.12 1.08 1.06 1.08
UQ mobile 105.09 101.94 103.99 103.67
DTI SIM 1.90 1.56 1.83 1.76
OCN モバイル ONE 2.25 1.23 1.71 1.73
IIJmio 2.56 2.65 2.68 2.63
U-mobile 0.51 0.64 0.89 0.68
NifMo 2.38 1.66 1.58 1.87
LINEモバイル 3.53 2.31 1.75 2.53
nuroモバイル 0.91 0.69 0.77 0.79
エキサイトモバイル 2.00 2.11 1.04 1.71
FREETEL 6.44 6.36 6.79 6.53
イオンモバイル 2.49 2.45 2.46 2.46

下り(ダウンロード)は、爆速である「UQ mobile」が1位を獲得。通信速度は平均で103.67Mbpsで、1月に引き続き3ケタ通信速度を記録しています。

続いて2位は「楽天モバイル」で10.62Mbps、3位は「FREETEL」の6.53Mbpsです。

楽天モバイルは先月まで20Mbps程度出ていましたが、今回は約半分の10Mbpsとなっています。1位のUQ mobileとは10倍近い差が生じています。

先月と大きく変わったのは、「LINEモバイル」。混雑するお昼12時台でも20Mbps程度を記録していたのですが、大きく後退し平均2.53Mbpsという結果でした。

一方、下り(ダウンロード)の最下位となったのは、「U-mobile」で0.68Mbpsです。

1Mbpsを割り込む通信速度では、動画視聴をはじめとしてWEBページ閲覧においても、ストレスを感じる可能性が高いです。

全体的な測定結果として、全15社中のうち2社が1Mbpsを下回っています。1Mbpsを割り込んでしまったのは「U-mobile」「nuroモバイル」です。

これら2社では、お昼休みの通信は非常に混雑をしている影響から、なかなかつながらない・表示されないという問題が生じる可能性があります。

この通信が混み合う状況の中でも、2〜3Mbps以上通信速度が出ているSIMでは、それほど困ることなく通信ができるでしょう。



【12時〜13時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 9.77 9.49 10.48 9.91
mineo(Aプラン) 6.16 6.67 6.00 6.27
DMMモバイル 10.21 8.41 5.94 8.18
BIGLOBE SIM 6.44 7.79 7.99 7.40
UQ mobile 7.47 7.65 5.07 6.73
DTI SIM 10.82 9.15 8.08 9.35
OCN モバイル ONE 13.35 10.20 14.38 12.64
IIJmio 6.10 8.09 8.36 7.51
U-mobile 7.39 7.99 7.68 7.68
NifMo 8.12 7.98 8.16 8.08
LINEモバイル 10.84 10.94 9.80 10.52
nuroモバイル 8.48 8.07 15.34 10.63
エキサイトモバイル 7.03 7.72 8.01 7.58
FREETEL 5.62 6.56 5.88 6.02
イオンモバイル 10.35 11.88 11.57 11.26

上り(アップロード)では、「OCN モバイル ONE」12.64Mbpsで1位となりました。

通常、下りと比較すると遅くなりがちな上りの通信速度ですが、10Mbpsを超える記録です。SNSに写真や動画をアップロードするのもこれならサクサクに使えます。

続いて、「イオンモバイル」が10.63Mbpsで2位、僅差で「nuroモバイル」が10.63Mbpsで3位をつけています。
最下位となったのは、「FREETEL」で6.02Mbpsでした。

ただし、最下位という立場ですが、上り回線でありながら混雑している状況下で6Mbpsを超えています。下りの通信速度で6Mbpsも出れば十分。上りの結果としてこれだけの速度が出ているので全く不自由なく使えると思います。

比較棒グラフを見るとわかるように、全体的に上りの通信速度を表す赤い線が、下りを示す青い線に比べ突出しています。昼の12時台では下りが混雑するので、上り回線にはどのMVNOにおいてもかなり余裕があることがわかります。

15時〜16時の測定結果を比較

続いて、日中の15時〜16時での測定結果です。

先に結果を一部載せますが、12時台の測定結果と同じように「UQ mobile」が再び100Mbps超えを記録をしました。

15時台のUQ mobile測定結果

グラフでの比較がしやすくなるよう、横棒の比較グラフでは、UQ mobileを含めたもの・含めないものを掲載します。

15時台の測定結果(UQ mobile含む)

15時台の測定結果(UQ mobile含まない)

【15時〜16時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 14.99 19.12 14.67 16.26
mineo(Aプラン) 2.56 1.37 1.21 1.71
DMMモバイル 3.65 3.03 2.30 2.99
BIGLOBE SIM 1.11 1.04 1.13 1.09
UQ mobile 126.29 119.04 128.32 124.55
DTI SIM 2.42 3.43 1.02 2.29
OCN モバイル ONE 1.67 1.39 1.52 1.52
IIJmio 2.62 3.94 2.29 2.95
U-mobile 1.90 1.56 2.24 1.90
NifMo 3.89 7.79 1.47 4.38
LINEモバイル 13.94 4.44 4.61 7.66
nuroモバイル 0.84 0.94 1.07 0.95
エキサイトモバイル 1.80 1.29 2.27 1.78
FREETEL 3.10 3.34 6.09 4.17
イオンモバイル 2.66 2.40 2.70 2.58

下り(ダウンロード)は、12時台に引き続き「UQ mobile」が1位を獲得。記録は124.55Mbpsで、100Mbpsを優に超えています。

続いて2位は「楽天モバイル」で16.26Mbps、3位は「LINEモバイル」で7.66Mbpsでした。楽天モバイルは安定して速い状況が毎月続いています。3位のLINEモバイルは昼よりは少し速度を上げていますが、10Mbpsは超えられなかった状況です。

一方、下り(ダウンロード)の最下位は、「nuroモバイル」で0.95Mbpsです。
1Mbpsを下回っているので、かなり厳しい通信状況と言えます。

【15時〜16時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 9.83 9.63 8.74 9.40
mineo(Aプラン) 6.47 6.46 4.11 5.68
DMMモバイル 8.03 8.63 9.50 8.72
BIGLOBE SIM 8.51 8.57 8.71 8.59
UQ mobile 4.08 4.42 6.55 5.01
DTI SIM 9.64 9.99 11.41 10.34
OCN モバイル ONE 9.02 8.39 8.62 8.67
IIJmio 8.29 11.61 0.98 6.96
U-mobile 10.21 8.51 6.36 8.36
NifMo 11.33 9.29 9.95 10.19
LINEモバイル 6.60 7.95 11.17 8.57
nuroモバイル 9.68 10.57 10.26 10.17
エキサイトモバイル 9.69 12.60 10.01 10.76
FREETEL 15.07 13.55 13.94 14.18
イオンモバイル 8.90 8.72 10.89 9.50

上り(アップロード)では、「FREETEL」14.18Mbpsで1位。

次いで、「エキサイトモバイル」が10.76Mbpssで2位、「DTI SIM」が10.34Mbpsで3位となりました。最下位となったのは、UQ mobileで5.01Mbpsでした。

15時台の上りの通信速度結果で注目したいのは、15社全てのMVNOで最低でも5Mbps以上出ているということ。さらに10Mbpsを超えているMVNOが5社も存在します。
これはSNSへの写真や動画アップロードもスムーズにできる快適な速度です。

下りでもこのような結果になると快適な通信と言えますが、やはり通信は上りより下りの方が混雑しやすいこともあり、比較的に上りの方が通信速度が出やすい状況になっていたと考えられます。

全時間帯平均の結果

12時台及び15時台の2回の結果を平均し、その値を全時間帯平均の通信速度として算出しました。結果は以下のとおり。

ここでもUQ mobileの通信速度が飛び抜けているので含めたものと含めないものをグラフ掲載しています。

全時間帯平均の測定結果(UQ mobile含む)

全時間帯平均の測定結果(UQ mobile含まない)

【全時間帯での平均通信速度結果(単位:Mbps) 】

MVNO 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
楽天モバイル 13.44 9.65
mineo(Aプラン) 1.59 5.97
DMMモバイル 2.67 8.45
BIGLOBE SIM 1.08 7.99
UQ mobile 114.11 5.87
DTI SIM 2.02 9.84
OCN モバイル ONE 1.62 10.65
IIJmio 2.79 7.23
U-mobile 1.29 8.02
NifMo 3.12 9.13
LINEモバイル 5.09 9.54
nuroモバイル 0.87 10.40
エキサイトモバイル 1.74 9.17
FREETEL 5.35 10.10
イオンモバイル 2.52 10.38

下り(ダウンロード)では、全時間帯を通して「UQ mobile」114.11Mbpsで、圧巻の1位です。

2位は「楽天モバイル」で13.44Mbps、3位は「FREETEL」で5.35Mbpsでそれぞれランクイン。
5Mbpsを超えていたのは、この上位3社に加え、LINEモバイルの計4社です。

上り(アップロード)では、「OCN モバイル ONE」が1位を獲得。
次いで「nuroモバイル」が10.40Mbpsで2位、僅差で3位の「イオンモバイル」が10.38Mbpsと続きます。

上り(アップロード)の結果は、全社で5Mbps超えを記録。MVNO各社ともに安定した通信が提供できている状況がわかります。ユーザーとしてもこれだけの速度が出ていれば嬉しいですね。

2017年2月のMVNO通信速度ランキング

最後に全時間帯での通信速度平均を元にランキング形式にまとめました。

【MVNO15社 通信速度ランキング[2017年2月]】

順位 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
第1位 UQ mobile(1位) OCN モバイル ONE(7位)
第2位 楽天モバイル(3位) nuroモバイル(2位)
第3位 FREETEL(7位) イオンモバイル(12位)
第4位 LINEモバイル(2位) FREETEL(14位)
第5位 NifMo(4位) DTI SIM(6位)
第6位 IIJmio(9位) 楽天モバイル(1位)
第7位 DMMモバイル(12位) LINEモバイル(4位)
第8位 イオンモバイル(10位) エキサイトモバイル(15位)
第9位 DTI SIM(8位) NifMo(3位)
第10位 エキサイトモバイル(11位) DMMモバイル(8位)
第11位 OCN モバイル ONE(13位) U-mobile(13位)
第12位 mineo(6位) BIGLOBE SIM(5位)
第13位 U-mobile(14位) IIJmio(11位)
第14位 BIGLOBE SIM(5位) mineo(10位)
第15位 nuroモバイル(15位) UQ mobile(9位)

※カッコ内は前月の順位

下り(ダウンロード)1位を制したのは「UQ mobile」でした。
次いで、2位に「楽天モバイル」、3位に「FREETEL」です。FREETELは測定開始以来、初のTOP3入りとなりました。

上位3社は通信速度には定評のあるMVNOです。格安SIMを選ぶのに迷った際にはかなりオススメです!

一方の上り(アップロード)1位は「OCN モバイル ONE」が制しました。
次いで2位には「nuroモバイル」、3位には「NifMo」がランクインしました。

上りの通信記録は、MVNO全15社で良好な結果が出ているので順位に関係なく優秀といえます。

▼通信速度TOP3(下り)の詳細・申し込みはこちらから

まとめ

4ヶ月目の主要MVNO15社の通信速度比較はいかがでしたでしょうか。

通信速度は、格安SIMを選ぶ上でとても重要なポイントです。最適な通信速度で利用することにより、ストレスなく快適なスマホライフが送れます!

過去に測定を行った以下の結果も選定する上での判断材料としてもらえたらと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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