格安SIMはどこが速い!?MVNO15社の通信速度ランキング【2017年3月】

格安SIMは大手キャリアに比べ通信料金が安くなるというメリットから、スマホユーザーの注目が一段と集まっています。格安SIMを提供する数あるMVNOの中から選ぶポイントとしては、通信速度が最も重要な指標となります。 今月も格安SIM主要15社の通信速度を測定を行い比較してみました!

通信速度の測定方法・測定場所

格安SIMは料金が安いというのが最大の特徴。通信エリアはドコモやau回線を使用しているため、全国の幅広い範囲で電波状況は良い状況です。

しかし、いくら料金が大手キャリアに比べて安くても、通信速度が遅ければ使用に伴いストレスを感じると思います。

ユーザーとしてはストレスフリーに通信サービスを受けられる格安SIMを選ぶことがポイントとなってきます。

格安SIMの通信速度について、もっと詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。

2016年11月より始めた格安SIM15社通信速度測定は今回で4回目となります。

今月はどこのMVNOが一番速いんでしょうか!?

通信速度を測定する格安SIM15社

測定対象の格安SIM15社は、以下のとおりです。

測定する格安SIM 15社
楽天モバイル U-mobile
mineo NifMo
DMMモバイル LINEモバイル
BIGLOBE SIM nuroモバイル
UQ mobile エキサイトモバイル
DTI SIM FREETEL
OCN モバイル ONE イオンモバイル
IIJmio

(順不同)

通信速度測定方法

上記でリストアップした各MVNOの通信速度は、以下の方法で測定します。

項目 内容
測定場所 新潟県内某所
測定時間 昼:12:00〜13:00の間
午後:15:00〜16:00の間
測定アプリ RBB SPEED TEST
測定端末 iPhone 7 Plusにて測定
(iOS10.2)
測定方法 各時間帯で、3回連続して下り(ダウンロード)・上り(アップロード)・ping値
を測定して平均速度を算出

測定する時間帯は、比較的通信が混雑しやすいお昼の12時台及び昼過ぎの15時台に設定。

測定はバラツキがでないよう3回連続して行い、3回測定した平均値を測定結果として他社と比較します。

測定環境を統一するために、場所を移動することはせずに定点での測定を実施。また、全ての測定で同じ機種(iPhone 7 Plus)を使って測定を実施しています。

12時〜13時の測定結果を比較

一番回線が混み合う時間帯である12時〜13時での測定結果は以下のようになりました。

12時台の測定結果

【12時〜13時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 6.17 8.33 11.95 8.81
mineo(Aプラン) 1.85 3.18 2.32 2.45
DMMモバイル 1.36 0.92 0.97 1.08
BIGLOBE SIM 1.14 1.21 1.14 1.16
UQ mobile 17.22 7.62 6.20 10.34
DTI SIM 4.62 17.37 1.71 7.90
OCN モバイル ONE 1.46 0.78 1.58 1.27
IIJmio 1.11 1.15 1.03 1.09
U-mobile 1.03 12.97 2.75 5.58
NifMo 5.24 3.12 2.39 3.58
LINEモバイル 12.49 16.34 5.60 11.47
nuroモバイル 0.75 0.67 0.69 0.70
エキサイトモバイル 1.52 0.92 0.81 1.08
FREETEL 6.86 3.52 6.60 5.66
イオンモバイル 1.50 1.04 1.06 1.20

下り(ダウンロード)では、先月までの結果から大きく変わったことがあります。

先月までランチタイムの混雑する時間帯にも関わらず、100Mbps以上の爆速を記録していた「UQ mobile」が10.34Mbpsで2位にランクダウンしました。

ランチタイムで1番速かったのは「LINEモバイル」です。通信速度は平均で11.47Mbpsで、2月に一度下がった記録を引き上げてきた形です。LINEモバイルはやはり速い通信速度を提供しているということが伺えます。
3位は「楽天モバイル」で8.81Mbpsです。

この混雑する時間帯で1〜3位までによく登場するのは、やはり「UQ mobile」「LINEモバイル」「楽天モバイル」が常連のMVNOです。この3社は通信速度では申し分ないといってもいいでしょう。

一方、下り(ダウンロード)の最下位となったのは、「nuroモバイル」で0.70Mbpsです。

1Mbpsを割り込む通信速度では、動画視聴をはじめとしてWEBページ閲覧においても、ストレスを感じる可能性が高いです。

この通信が混み合う状況の中でも、2〜3Mbps以上通信速度が出ているSIMでは、それほど困ることなく通信ができるでしょう。

【12時〜13時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 8.72 6.22 7.27 7.40
mineo(Aプラン) 5.31 5.86 5.79 5.65
DMMモバイル 5.62 5.44 6.51 5.85
BIGLOBE SIM 5.65 7.02 6.93 6.53
UQ mobile 1.65 1.36 1.41 1.47
DTI SIM 7.30 7.77 6.81 7.29
OCN モバイル ONE 10.64 11.33 11.61 11.19
IIJmio 9.35 4.05 6.46 6.62
U-mobile 8.73 8.23 9.44 8.80
NifMo 8.92 8.08 7.84 8.28
LINEモバイル 6.29 6.07 6.24 6.20
nuroモバイル 6.56 6.12 4.19 5.62
エキサイトモバイル 10.02 9.41 7.04 8.82
FREETEL 5.24 5.77 5.96 5.65
イオンモバイル 8.40 9.57 9.31 9.09

上り(アップロード)では、「OCN モバイル ONE」が11.19Mbpsで先月に引き続き1位となりました。

通常、下りと比較すると遅くなりがちな上りの通信速度ですが、10Mbpsを超える記録です。SNSに写真や動画をアップロードするのもこれならサクサクに使えます。

続いて、「イオンモバイル」が9.09Mbpsで2位、僅差で「エキサイトモバイル」が8.82Mbpsで3位をつけています。

最下位となったのは、「UQ mobile」。下りとは対照的で1.47Mbpsでした。

上りは、アップロードで主に使用するのでそこまで頻繁に利用するものでもないと思いますので、これくらいの数字であっても、通常の利用時にはそこまで影響が出るようなものではないと考えられます。

15時〜16時の測定結果を比較

続いて、15時〜16時での測定結果です。

昼のランチタイムでは10Mbps級で落ち着いていた「UQmobile」が再び爆速状態に戻りました。

グラフでの比較がしやすくなるよう、横棒の比較グラフでは、UQ mobileを含めたもの・含めないものを掲載します。

15時台の測定結果(UQ mobile含む)

15時台の測定結果(UQ mobile含まない)

【15時〜16時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 23.48 24.80 16.38 21.55
mineo(Aプラン) 1.73 1.27 0.87 1.29
DMMモバイル 1.75 2.07 2.09 1.97
BIGLOBE SIM 1.67 1.59 1.86 1.70
UQ mobile 126.02 115.88 102.77 114.89
DTI SIM 2.27 2.35 17.99 7.53
OCN モバイル ONE 1.34 1.40 1.47 1.40
IIJmio 2.49 1.87 2.70 2.35
U-mobile 8.14 14.70 7.20 10.01
NifMo 2.90 4.29 2.38 3.19
LINEモバイル 29.70 28.47 15.42 24.53
nuroモバイル 0.84 0.89 0.97 0.90
エキサイトモバイル 2.44 2.06 1.21 1.90
FREETEL 19.43 20.65 3.07 14.38
イオンモバイル 1.98 2.44 2.38 2.26

下り(ダウンロード)は、12時台に引き続き「UQ mobile」が1位を獲得。記録自体は大きく伸ばし、114.89Mbpsです。光回線並みの速度となっています。

続いて2位は「LINEモバイル」で24.53Mbps、3位は「楽天モバイル」で21.55Mbpsでした。 。

上位3位を毎回占める御三家は本当に通信速度が速いです。

一方、下り(ダウンロード)の最下位は、「nuroモバイル」で0.90Mbpsです。

ランチタイムに引き続き、1Mbpsを下回っているので、かなり厳しい通信状況と言えます。

【15時〜16時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 6.29 6.30 9.87 7.48
mineo(Aプラン) 5.74 7.35 5.18 6.09
DMMモバイル 8.01 10.04 9.76 9.27
BIGLOBE SIM 4.27 5.97 6.22 5.48
UQ mobile 4.28 5.74 5.61 5.21
DTI SIM 7.76 7.07 7.39 7.40
OCN モバイル ONE 5.10 8.71 11.86 8.55
IIJmio 3.15 8.20 10.15 7.16
U-mobile 6.62 5.88 5.43 5.97
NifMo 7.04 7.66 7.61 7.43
LINEモバイル 9.16 7.19 5.87 7.40
nuroモバイル 5.59 6.16 5.72 5.82
エキサイトモバイル 7.03 7.60 7.31 7.31
FREETEL 6.64 8.36 6.57 7.19
イオンモバイル 14.24 10.16 9.59 11.33

上り(アップロード)では、「イオンモバイル」が11.33Mbpsで1位。

次いで、「DMM mobile」が9.27Mbpssで2位、「OCN モバイル ONE」が8.55Mbpsで3位となりました。最下位となったのは、「UQ mobile」で5.21Mbpsでした。

下りでもこのような結果になると快適な通信と言えますが、やはり通信は上りより下りの方が混雑しやすいこともあり、比較的に上りの方が通信速度が出やすい状況になっていたと考えられます。

全時間帯平均の結果

12時台及び15時台の2回の結果を平均し、その値を全時間帯平均の通信速度として算出しました。結果は以下のとおり。
ここでもUQ mobileの通信速度が飛び抜けているので含めたものと含めないものをグラフ掲載しています。

15時台の測定結果(UQ mobile含む)

15時台の測定結果(UQ mobile含まない)

【全時間帯での平均通信速度結果(単位:Mbps) 】

MVNO 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
楽天モバイル 15.18 7.44
mineo(Aプラン) 1.87 5.87
DMMモバイル 1.52 7.56
BIGLOBE SIM 1.43 6.00
UQ mobile 62.61 3.34
DTI SIM 7.71 7.34
OCN モバイル ONE 1.33 9.87
IIJmio 1.72 6.89
U-mobile 7.79 7.38
NifMo 3.38 7.85
LINEモバイル 18.00 6.80
nuroモバイル 0.80 5.72
エキサイトモバイル 1.49 8.06
FREETEL 10.02 6.42
イオンモバイル 1.73 10.21

下り(ダウンロード)では、全時間帯を通して「UQ mobile」が62.61Mbpsで、圧巻の1位です。ランチタイムの測定結果は10Mbps級でしたが、15時台の100Mbps越えで平均を引き上げた格好です。

2位は「LINEモバイル」で18.00Mbps、3位は「楽天モバイル」で15.18Mbpsでそれぞれランクイン。5Mbpsを超えていたのは、この上位3社に加え、FREETEL、U-mobile、DTI SIMの計6社です。

上り(アップロード)では、「イオンモバイル」が1位を獲得。次いで「OCN モバイル ONE」が9.87Mbpsで2位です。3位は「エキサイトモバイル」が8.06Mbpsと続きます。

上り(アップロード)の結果は、UQ mobileを除き他全社で5Mbps超えを記録しました。MVNO各社ともに安定した通信が提供できている状況がわかります。ユーザーとしてもこれだけの速度が出ていれば嬉しいですね。

2017年3月のMVNO通信速度ランキング

最後に全時間帯での通信速度平均を元にランキング形式にまとめました。

【MVNO15社 通信速度ランキング[2017年3月]】

順位 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
第1位 UQ mobile(1位) イオンモバイル(3位)
第2位 LINEモバイル(4位) OCN モバイル ONE(1位)
第3位 楽天モバイル(2位) エキサイトモバイル(8位)
第4位 FREETEL(3位) NifMo(9位)
第5位 U-mobile(13位) DMMモバイル(10位)
第6位 DTI SIM(9位) 楽天モバイル(6位)
第7位 NifMo(5位) U-mobile(11位)
第8位 mineo(12位) DTI SIM(5位)
第9位 イオンモバイル(8位) IIJmio(13位)
第10位 IIJmio(6位) LINEモバイル(7位)
第11位 DMMモバイル(7位) FREETEL(4位)
第12位 エキサイトモバイル(10位) BIGLOBE SIM(12位)
第13位 BIGLOBE SIM(14位) mineo(14位)
第14位 OCN モバイル ONE (11位) nuroモバイル(2位)
第15位 nuroモバイル(15位) UQ mobile (15位)

下り(ダウンロード)1位を制したのは今月も「UQ mobile」でした。次いで、2位に「LINEモバイル」、3位に「楽天モバイル」です。LINEモバイルは前回のTOP3外からランクインしています。

上位3社(UQ mobile、LINEモバイル、楽天モバイル)は通信速度には定評のあるMVNOです。格安SIMを選ぶのに迷った際にはかなりオススメです!

一方の上り(アップロード)1位は「イオンモバイル」が制しました。次いで2位には「OCN モバイル ONE」、3位には「エキサイトモバイル」がランクインしました。

上りの通信記録は、全社で良好な結果が出ているので順位に関係なく優秀といえます。

▼通信速度TOP3(下り)の詳細・申し込みはこちらから

まとめ

主要MVNO15社の通信速度比較はいかがでしたでしょうか。

通信速度は、格安SIMを選ぶ上でとても重要なポイントです。最適な通信速度で利用することにより、ストレスなく快適なスマホライフが送れます!

過去に測定を行った以下の結果も選定する上での判断材料としてもらえたらと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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