格安SIMはどこが速い!?MVNO15社の通信速度ランキング【2017年4月】

格安SIMは大手キャリアに比べ通信料金が安くなるというメリットから、スマホユーザーの注目が一段と集まっています。格安SIMを提供する数あるMVNOの中から選ぶポイントとしては、通信速度が最も重要な指標となります。 今月も格安SIM主要15社の通信速度を測定を行い比較してみました!

通信速度の測定方法・測定場所

格安SIMは料金が安いというのが最大の特徴。通信エリアはドコモやau回線を使用しているため、全国の幅広い範囲で電波状況は良い状況です。

しかし、いくら料金が大手キャリアに比べて安くても、通信速度が遅ければ使用に伴いストレスを感じると思います。


ユーザーとしてはストレスフリーに通信サービスを受けられる格安SIMを選ぶことがポイントとなってきます。

格安SIMの通信速度について、もっと詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。

2016年11月より始めた格安SIM15社通信速度測定は今回で6回目となり半年を迎えました。

今月はどこのMVNOが一番速いのでしょうか!?

通信速度を測定する格安SIM15社

測定対象の格安SIM15社は、以下のとおりです。

測定する格安SIM 15社
楽天モバイル U-mobile
mineo NifMo
DMMモバイル LINEモバイル
BIGLOBE SIM nuroモバイル
UQ mobile エキサイトモバイル
DTI SIM FREETEL
OCN モバイル ONE イオンモバイル
IIJmio

(順不同)

通信速度測定方法

上記でリストアップした各MVNOの通信速度は、以下の方法で測定します。

項目 内容
測定場所 新潟県内某所
測定時間 昼:12:00〜13:00の間
午後:15:00〜16:00の間
測定アプリ RBB SPEED TEST
測定端末 iPhone 7 Plusにて測定
(iOS10.2)
測定方法 各時間帯で、3回連続して下り(ダウンロード)・上り(アップロード)・ping値
を測定して平均速度を算出

測定する時間帯は、比較的通信が混雑しやすいお昼の12時台及び昼過ぎの15時台に設定。

測定はバラツキがでないよう3回連続して行い、3回測定した平均値を測定結果として他社と比較します。

測定環境を統一するために、場所を移動することはせずに定点での測定を実施。また、全ての測定で同じ機種(iPhone 7 Plus)を使って測定を実施しています。

12時〜13時の測定結果を比較

一番回線が混み合う時間帯である12時〜13時での測定結果は以下のようになりました。

12時台の測定結果

【12時〜13時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 1.90 1.48 2.95 2.11
mineo(Aプラン) 0.68 1.04 0.77 0.83
DMMモバイル 1.22 1.47 0.73 1.14
BIGLOBE SIM 1.15 1.16 1.16 1.15
UQ mobile 27.63 29.02 30.61 29.08
DTI SIM 1.38 0.72 1.49 1.19
OCN モバイル ONE 1.02 0.83 1.14 0.99
IIJmio 1.87 1.26 1.99 1.70
U-mobile 0.66 0.44 0.78 0.62
NifMo 1.25 1.46 1.85 1.52
LINEモバイル 6.50 7.66 5.54 6.56
nuroモバイル 0.45 0.62 0.60 0.55
エキサイトモバイル 2.21 2.08 1.58 1.95
FREETEL 4.05 4.01 2.40 3.48
イオンモバイル 2.21 2.37 1.79 2.12

下り(ダウンロード)では、先月2位にランクダウンした「UQ mobile」が平均で29.08Mbpsを記録し、再び1位に返り咲きました。やはり、UQ mobileは抜群に速いです。通信が混雑しあう格安SIMの宿命ともいうべき平日のランチタイムでこれだけの速度を出せる実力は、他社を圧倒しています。

2位は「LINEモバイル」で6.56Mbps。前回の10Mbps越えの結果から比較するとその通信速度は大きく下がりましたが、これだけの速度が出ていれば、動画コンテンツであっても問題無く利用できそうです。

3位は「FREETEL」で3.48Mbpsという結果になりました。FREETELは久々のTOP3入りです。

一方、下り(ダウンロード)の最下位となったのは、「nuroモバイル」で0.50Mbpsです。

1Mbpsを割り込む通信速度では、動画視聴をはじめとしてWEBページ閲覧においても、ストレスを感じる可能性が高いです。

この通信が混み合う状況の中でも、2〜3Mbps以上通信速度が出ているSIMでは、それほど困ることなく通信ができるでしょう。

【12時〜13時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 17.85 14.52 15.31 15.89
mineo(Aプラン) 14.86 15.20 14.61 14.89
DMMモバイル 14.53 11.83 15.96 14.10
BIGLOBE SIM 8.92 9.06 9.18 9.05
UQ mobile 4.61 8.29 6.31 6.40
DTI SIM 16.42 16.76 15.94 16.37
OCN モバイル ONE 19.95 14.63 15.86 16.81
IIJmio 18.17 17.52 14.81 16.83
U-mobile 19.38 18.32 17.82 18.50
NifMo 19.91 19.45 14.90 18.08
LINEモバイル 18.15 17.33 18.37 17.95
nuroモバイル 10.16 13.93 13.57 12.55
エキサイトモバイル 9.75 18.04 10.23 12.67
FREETEL 6.03 6.33 2.62 4.99
イオンモバイル 15.52 18.17 12.95 15.54

上り(アップロード)では、「U-mobile」が18.50Mbpsで初の1位となっています。

通常、下りと比較すると遅くなりがちな上りの通信速度ですが、10Mbpsを超える記録です。SNSに写真や動画をアップロードするのもこれならサクサクに使えます。

続いて、「NifMo」が18.08Mbpsで僅差で2位、同じく僅差で「LINEモバイル」が17.95Mbpsで3位をつけています。

最下位となったのは、「UQ mobile」。下りとは対照的で6.40Mbpsでした。

上りは、アップロードで主に使用するのでそこまで頻繁に利用するものでもないと思いますので、これくらいの数字であっても、通常の利用時にはそこまで影響が出るようなものではないと考えられます。

15時〜16時の測定結果を比較

15時〜16時での測定結果ですが、昼のランチタイムでは約30Mbpsで落ち着いていた「UQmobile」が再び爆速状態に戻りました。

グラフでの比較がしやすくなるよう、横棒の比較グラフでは、UQ mobileを含めたもの・含めないものを掲載します。

15時台の測定結果(UQ mobile含む)

15時台の測定結果(UQ mobile含まない)

【15時〜16時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 2.97 4.09 4.54 3.86
mineo(Aプラン) 0.92 0.87 0.73 0.84
DMMモバイル 1.68 2.10 2.69 2.15
BIGLOBE SIM 1.09 1.13 1.14 1.12
UQ mobile 88.45 116.87 114.80 106.70
DTI SIM 1.09 1.43 1.62 1.38
OCN モバイル ONE 0.45 0.52 0.70 0.55
IIJmio 2.20 1.93 2.06 2.06
U-mobile 0.97 1.26 1.23 1.15
NifMo 1.93 1.34 0.87 1.38
LINEモバイル 3.84 4.62 3.36 3.94
nuroモバイル 0.70 0.69 0.66 0.68
エキサイトモバイル 2.10 2.25 2.26 2.20
FREETEL 23.99 22.30 8.51 18.26
イオンモバイル 2.31 2.26 2.40 2.32

下り(ダウンロード)は、12時台に引き続き「UQ mobile」が1位を獲得。記録自体は大きく伸ばし、106.70Mbpsです。前月引き続き15時台での100Mbpsという超高速な記録です。これだけの速度が出ていれば、全く申し分ないですね。

続いて2位は「FREETEL」で18.26Mbps、3位は「LINEバイル」で3.94Mbpsでした。

この4月の記録では、お昼のランチタイムの結果も含め、FREETELの速度が速くなったという印象です。

一方、下り(ダウンロード)の最下位は、「OCN モバイル ONE」で0.55Mbpsです。1Mbpsを下回っているので、通常の通信利用するにはかなり厳しい通信状況と言えます。

【15時〜16時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 6.29 6.30 9.87 7.48
mineo(Aプラン) 5.74 7.35 5.18 6.09
DMMモバイル 8.01 10.04 9.76 9.27
BIGLOBE SIM 4.27 5.97 6.22 5.48
UQ mobile 4.28 5.74 5.61 5.21
DTI SIM 7.76 7.07 7.39 7.40
OCN モバイル ONE 5.10 8.71 11.86 8.55
IIJmio 3.15 8.20 10.15 7.16
U-mobile 6.62 5.88 5.43 5.97
NifMo 7.04 7.66 7.61 7.43
LINEモバイル 9.16 7.19 5.87 7.40
nuroモバイル 5.59 6.16 5.72 5.82
エキサイトモバイル 7.03 7.60 7.31 7.31
FREETEL 6.64 8.36 6.57 7.19
イオンモバイル 14.24 10.16 9.59 11.33

15時台全体の上り(アップロード)の結果を見ると、ランチタイムで各社10Mbpsを超えていた記録が全体的に下がり5〜10Mbpsに納まっているというような状況です。

その中でも1位となったのは「FREETEL」で16.05Mbpsを記録しています。

次いで、「DMMモバイル」が15.34Mbpsで前月同様の2位、「楽天モバイル」が9.91Mbpsで3位となりました。

最下位となったのは、「イオンモバイル」で5.35Mbpsでした。

下りでもこのような結果になると快適な通信と言えますが、やはり通信は上りより下りの方が混雑しやすいこともあり、比較的に上りの方が通信速度が出やすい状況になっていたと考えられます。

全時間帯平均の結果

12時台及び15時台の2回の結果を平均し、その値を全時間帯平均の通信速度として算出しました。結果は以下のとおり。

ここでもUQ mobileの通信速度が飛び抜けているので、同社を含めたものと含めないものでグラフ掲載しています。

全時間帯平均の測定結果(UQ mobile含む)

全時間帯平均の測定結果(UQ mobile含まない)

【全時間帯での平均通信速度結果(単位:Mbps) 】

MVNO 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
楽天モバイル 2.98 12.90
mineo(Aプラン) 0.83 10.32
DMMモバイル 1.64 14.72
BIGLOBE SIM 1.13 7.76
UQ mobile 67.89 6.03
DTI SIM 1.28 11.82
OCN モバイル ONE 0.77 12.99
IIJmio 1.88 11.79
U-mobile 0.88 12.78
NifMo 1.45 12.40
LINEモバイル 5.25 12.56
nuroモバイル 0.61 9.54
エキサイトモバイル 2.07 9.83
FREETEL 10.87 10.52
イオンモバイル 2.22 10.44

下り(ダウンロード)では、全時間帯を通して「UQ mobile」が67.89Mbpsで、圧巻の1位です。ランチタイムの測定結果は約30Mbpsでしたが、15時台ではその3倍以上となる100Mbps越えの記録をマークし、堂々の1位となりました。

2位は「FREETEL」で10.87Mbps、3位は「LINEモバイル」で5.25Mbpsでそれぞれランクイン。

今回の測定で5Mbpsを超えたのは、この上位3社のみとなります。反対に2Mbpsを割り込んだのは15社中9社と、厳しい結果になっていることがわかります。
新年度を迎え、格安SIMも認知されてきたことから、MVNO各社ともユーザーが増えたことによるトラフィックの混雑っぷりが顕著に現れたといえるでしょう。

上り(アップロード)では、「DMMモバイル」が14.72Mbpsで1位を獲得。次いで「OCN モバイル ONE」が12.99Mbpsで2位。3位は「楽天モバイル」が12.90Mbpsと続きます。

上り(アップロード)の結果は、MVNO全社で5Mbps超えを記録しました。MVNO各社ともに安定した通信が提供できている状況がわかります。ユーザーとしてもこれだけの速度が出ていれば嬉しいですね。

2017年3月のMVNO通信速度ランキング

最後に全時間帯での通信速度平均を元にランキング形式にまとめました。

【MVNO15社 通信速度ランキング[2017年4月]】

順位 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
第1位 UQ mobile(1位) DMMモバイル(5位)
第2位 FREETEL(4位) OCN モバイル ONE(2位)
第3位 LINEモバイル(2位) 楽天モバイル(6位)
第4位 楽天モバイル(3位) U-mobile(7位)
第5位 イオンモバイル(9位) LINEモバイル(10位)
第6位 エキサイトモバイル(12位) NifMo(4位)
第7位 IIJmio(10位) DTI SIM(8位)
第8位 DMMモバイル(11位) IIJmio(9位)
第9位 NifMo(7位) FREETEL(11位)
第10位 DTI SIM(6位) イオンモバイル(1位)
第11位 BIGLOBE SIM(13位) mineo(13位)
第12位 U-mobile(5位) エキサイトモバイル(3位)
第13位 mineo(8位) nuroモバイル(14位)
第14位 OCN モバイル ONE(14位) BIGLOBE SIM(12位)
第15位 nuroモバイル(15位) UQ mobile(15位)

下り(ダウンロード)1位を制したのは今月も「UQ mobile」でした。

次いで、2位に「FREETEL」、3位に「LINEモバイル」です。

TOP3常連であった楽天モバイルは4位に陥落しました。反対にFREETELが前回4位から追い上げてきて2位にランクインしています。

これまでの実績から言っても上位3社は通信速度が安定して速いMVNOです。格安SIMを選ぶのに迷った際にはかなりオススメです!

一方の上り(アップロード)1位は「DMMモバイル」が制しました。次いで2位には「OCN モバイル ONE」、3位には「楽天モバイル」がランクインしました。
上りの通信速度は、全社で良好な結果が出ているので順位に関係なく優秀といえます。

▼通信速度TOP3(下り)の詳細・申し込みはこちらから

まとめ

主要MVNO15社の通信速度比較はいかがでしたでしょうか。

通信速度は、格安SIMを選ぶ上でとても重要なポイントです。最適な通信速度で利用することにより、ストレスなく快適なスマホライフが送れます!

過去に測定を行った以下の結果も選定する上での判断材料としてもらえたらと思います。ぜひ参考にしてみてください。

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