格安SIMはどこが速い!?MVNO15社の通信速度ランキング【2017年7月】

大手キャリアに比べ通信料金が格段に安い格安SIM。
数あるMVNOの中から格安SIMを選ぶポイントとしては、通信速度が最も重要な指標となります。
速くて快適な通信利用をしながら固定費が安くなる格安SIMを見つけたい!
ということで今月も格安SIM主要15社の通信速度を測定しました!

通信速度の測定方法・測定場所

格安SIMは料金が安いというのが最大の特徴。通信エリアはドコモやau回線を使用しているため、全国の幅広い範囲で電波状況は良い状況です。

しかし、いくら料金が大手キャリアに比べて安くても、通信速度が遅ければ使用に伴いストレスを感じると思います。

ユーザーとしてはストレスフリーに通信サービスを受けられる格安SIMを選ぶことがポイントとなってきます。

格安SIMの通信速度について、もっと詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。

2016年11月より始めた格安SIM15社通信速度測定は今回で9回目となりました。

今月はどこのMVNOが一番速いんでしょうか!?

通信速度を測定する格安SIM15社

測定対象の格安SIM15社は、以下のとおりです。

測定する格安SIM 15社
楽天モバイル U-mobile
mineo NifMo
DMMモバイル LINEモバイル
BIGLOBE SIM nuroモバイル
UQ mobile エキサイトモバイル
DTI SIM FREETEL
OCN モバイル ONE イオンモバイル
IIJmio

(順不同)

測定方法

上記でリストアップした各MVNOの通信速度を、以下の方法で測定します。

項目 内容
測定場所 新潟県内某所
測定時間 昼:12:00〜13:00の間
午後:15:00〜16:00の間
測定アプリ RBB SPEED TEST
測定端末 iPhone 7 Plusにて測定
(iOS10.2)
測定方法 各時間帯で、3回連続して下り(ダウンロード)・上り(アップロード)・ping値
を測定して平均速度を算出

測定する時間帯は、比較的通信が混雑しやすいお昼の12時台及び昼過ぎの15時台に設定。

測定はバラツキがでないよう3回連続して行い、3回測定した平均値を測定結果として他社と比較します。

測定環境を統一するために、場所を移動することはせずに定点での測定を実施。また、全ての測定で同じ機種(iPhone 7 Plus)を使って測定を実施しています。

12時〜13時の測定結果を比較

一番回線が混み合う時間帯である12時〜13時での測定結果です。

先に触れておきますが、先月6月の結果と同様にUQ mobileの通信速度が以前として100Mbps超えの爆速状態を維持しています。

というわけで、通信速度測定結果のグラフについては、UQ mobileを含めるものと含めないものを両方掲載します。

では、お昼12時台の結果は以下のとおりとなります。

12時台の測定結果(UQ mobilleを含める)

12時台の測定結果(UQ mobilleを含めない)

【12時〜13時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 14.69 31.78 13.01 19.82
mineo(Aプラン) 1.24 3.62 1.78 2.21
DMMモバイル 2.35 2.71 2.85 2.63
BIGLOBE SIM 18.53 16.91 21.90 19.11
UQ mobile 114.18 115.14 117.73 115.68
DTI SIM 1.87 1.59 1.35 1.60
OCN モバイル ONE 1.38 1.66 1.46 1.50
IIJmio 3.10 2.89 3.05 3.01
U-mobile 6.83 2.97 10.72 6.84
NifMo 5.60 15.96 19.15 13.57
LINEモバイル 17.08 15.92 8.51 13.83
nuroモバイル 0.51 0.56 0.65 0.57
エキサイトモバイル 1.91 2.50 2.27 2.22
FREETEL 0.63 0.31 0.44 0.46
イオンモバイル 2.34 2.78 2.76 2.62

下り(ダウンロード)では、5月に一度だけ後退してしまったものの、先月に引き続き100Mbps超えを記録した「UQ mobile」が、堂々の1位となりました。

その記録は115.68Mbpsという驚異的なもの。MVNO他社が2〜3Mbps程度で苦しみ、中には1Mbps程度まで落ち込んでしまうような状況が多発している中、平日の混み合うランチタイムでこれだけの速度が出るのは、申し分のない優秀な結果です。

もはや格安SIMどころではなく、大手キャリアよりも速いと行っても過言でない状態ともいえるでしょう。

続いて、下り2位となったのは「楽天モバイル」で19.82Mbpsという記録。20Mbps近い記録でこれも相当速いです。楽天モバイルは先月6月のランチタイム計測で1Mbpsを下回ってしまっていたので、回線増強により再びTOP3に返り咲いたものと考えられます。

3位となったのは、「BIGLOBE SIM」で19.11Mbpsです。2位の楽天モバイルと比較してもかなり僅差な状況です。

ここ数ヶ月のBIGLOBE SIMは通信速度がかなり速くなっています。数ヶ月前に増強した考えられる回線環境により、今月も快適な下り回線環境が継続しています。

一方、下り(ダウンロード)の最下位となったのは、「FREETEL」で0.46Mbpsです。これまで好調な結果が多く、ランキング上位の常連であったFREETELの結果が大きく落ち込んだ形です。 1Mbpsを割り込む通信速度では、動画視聴をはじめとしてWEBページ閲覧においても、ストレスを感じる可能性が高いです。

反対に、この通信が混み合う状況の中でも、2〜3Mbps以上通信速度が出ているSIMでは、それほど困ることなく通信ができるでしょう。


【12時〜13時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 3.06 3.46 3.35 3.29
mineo(Aプラン) 4.95 4.29 4.68 4.64
DMMモバイル 6.96 5.46 7.85 6.75
BIGLOBE SIM 6.46 6.85 6.72 6.67
UQ mobile 4.17 3.72 3.77 3.88
DTI SIM 4.16 3.46 6.64 4.75
OCN モバイル ONE 6.07 6.67 6.35 6.36
IIJmio 4.89 3.47 4.51 4.29
U-mobile 5.67 6.95 6.51 6.37
NifMo 5.94 6.55 6.88 6.45
LINEモバイル 3.89 7.00 10.87 7.25
nuroモバイル 5.34 5.80 7.19 6.11
エキサイトモバイル 6.55 6.31 8.29 7.05
FREETEL 0.35 0.35 0.58 0.42
イオンモバイル 4.31 3.80 3.83 3.98

上り(アップロード)では、「LINEモバイル」で7.25Mbpsで1位となっています。SNSに高画質な写真や大容量の動画をアップロードするのも、この速度があればサクサクに使えます。

続いて、「エキサイトモバイル」が7.05Mbpsで僅差で2位となっています。

3位も2位の結果と僅差な状況、「DMM mobile」で6.75Mbpsです。

一方、最下位となったのは、「FREETEL」で0.42Mbpsでした。

上り通信速度のランチタイム測定結果としては、最下位のFREETELを除いてはそこまで大きく遅いような結果がほとんどなく、最低でも3Mbps以上は出ているので、通常利用する分にはそこまで不自由することもない通信速度であるといえます。

15時〜16時の測定結果を比較

続いて、15時〜16時での測定結果です。

下りの通信速度に関しては、12時台の時と同じように、UQ mobileの通信速度が変わらず100Mbps超えを記録しており、グラフが見にくくなってしまうことを避けるため、UQ mobileを含むものと含まないものの両方を掲載します。

15時台の測定結果(UQ mobilleを含める)

15時台の測定結果(UQ mobilleを含めない)

【15時〜16時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 8.04 30.14 34.72 24.30
mineo(Aプラン) 4.75 4.16 2.99 3.96
DMMモバイル 2.69 2.77 2.79 2.75
BIGLOBE SIM 19.58 35.09 34.63 29.76
UQ mobile 123.72 126.57 122.83 124.37
DTI SIM 4.17 3.38 4.60 4.05
OCN モバイル ONE 1.58 1.30 1.34 1.40
IIJmio 2.47 2.52 2.98 2.65
U-mobile 3.31 0.74 1.00 1.68
NifMo 21.76 28.45 8.53 19.58
LINEモバイル 16.4 4.97 13.26 11.54
nuroモバイル 0.52 0.54 0.62 0.56
エキサイトモバイル 2.71 2.81 2.94 2.82
FREETEL 13.22 13.49 13.57 13.42
イオンモバイル 2.43 2.82 1.74 2.33

下り(ダウンロード)は、12時台に引き続いて「UQ mobile」の通信速度が絶好調すぎる結果となりました。記録はランチタイムの測定結果よりさらに記録を伸ばし、124.37Mbpsです。もはや格安SIMではなく自宅光回線の実効速度くらい出ているといっても過言でない値です。

お昼12時台の結果に引き続き、この100Mbps超えを記録するということは、UQ mobileの通信速度が非常に速いと言うことがわかります。

続いて2位は「BIGLOBE SIM」で29.76Mbps、こちらも20Mbpsを超えて安定的に速い通信速度がでています。

3位は、「楽天モバイル」で、記録は24.30Mbps。ランチタイムの測定結果に引き続き、TOP3にランクインしています。

上位3社については、お昼12時台の結果と全く変わらず、同じ結果となりました。

一方、下り(ダウンロード)の最下位は、お昼に引き続き「nuroモバイル」で0.56Mbpsです。1Mbpsを下回っているので、通常の通信利用するにはかなり厳しい通信状況と言えます。

【15時〜16時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 5.92 6.33 8.52 6.92
mineo(Aプラン) 4.81 5.42 3.37 4.53
DMMモバイル 7.00 11.23 9.20 9.14
BIGLOBE SIM 6.75 9.75 8.97 8.49
UQ mobile 5.83 4.52 5.06 5.13
DTI SIM 6.21 9.57 7.84 7.87
OCN モバイル ONE 4.08 3.83 3.38 3.76
IIJmio 5.62 5.96 2.85 4.81
U-mobile 7.90 6.98 8.44 7.77
NifMo 7.83 7.04 8.27 7.71
LINEモバイル 7.87 10.93 7.03 8.61
nuroモバイル 7.24 6.81 7.83 7.29
エキサイトモバイル 3.97 6.67 6.85 5.83
FREETEL 9.48 7.09 5.88 7.48
イオンモバイル 6.08 8.17 6.35 6.86

15時台の上り回線で1位となったのは「DMM mobile」で9.14Mbpsを記録しています。

次いで、「LINEモバイル」が8.61Mbpsで2位、「BIGLOBE SIM」が8.49Mbpsで3位となりました。最下位となったのは、「OCNモバイルONE」で3.76Mbpsでした。

上り回線の記録は3〜10Mbpsの間での記録となり、そこまで速いというわけではないですが、格安SIMに必要な通信速度は十分満たしている結果です。この通信速度であれば、日常的に利用する分に不満を感じるということは特にないと思います。

全時間帯平均の結果

12時台及び15時台の2回の結果を平均し、その値を全時間帯平均の通信速度として算出しました。結果は以下のとおり。

ここでもUQ mobileの通信速度が飛び抜けているので、同社を含めたものと含めないものでグラフ掲載しています。

全時間帯平均の測定結果(UQ mobilleを含める)

全時間帯の測定結果(UQ mobilleを含めない)

【全時間帯での平均通信速度結果(単位:Mbps) 】

MVNO 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
楽天モバイル 22.06 5.10
mineo(Aプラン) 3.08 4.58
DMMモバイル 2.69 7.94
BIGLOBE SIM 24.43 7.58
UQ mobile 120.02 4.50
DTI SIM 2.82 6.31
OCN モバイル ONE 1.45 5.06
IIJmio 2.83 4.55
U-mobile 4.26 7.07
NifMo 16.57 7.08
LINEモバイル 12.68 7.93
nuroモバイル 0.56 6.70
エキサイトモバイル 2.52 6.44
FREETEL 6.94 3.95
イオンモバイル 2.47 5.42

下り(ダウンロード)では、全時間帯を通して「UQ mobile」が120.02Mbpsで、圧巻の1位です。ランチタイム・15時台ともに100Mbpsを超えるとてつもない速さを記録しています。先月の6月の結果に引き続いて、MVNO他社の測定結果を大きく引き離しています。

続いて2位は「BIGLOBE SIM」で24.43Mbps、6月の結果よりさらに1つ順位を上げて2位となりました。BIGLOBE SIMの通信速度は安定して速いですね。かなり利用しやすい格安SIMといえます。

3位は「楽天モバイル」で22.06Mbps。こちらも20Mbps超えで十分な測定結果です。

上位3社の通信速度は、格安SIMの通信速度は、20Mbpsを超えていてかなり速い速度です。ドコモ・au・ソフトバンクといった大手キャリアで利用するときと同じような環境で使えると考えられます。

上り(アップロード)では、「DMM mobile」が7.94Mbpsで1位を獲得。次いで「LINEモバイル」が7.93Mbpsで2位。これもかなり僅差です。1位のDMM mobileと2位のLINEモバイルの差は、わずか0.01Mbpsです。

そして、3位は「BIGLOBE SIM」が7.58Mbpsと続きます。

上り(アップロード)の結果は、全社で3Mbpsを超える結果です。ストレスを感じることなく、快適に利用できる速度と評価できます。

2017年7月のMVNO通信速度ランキング

最後に全時間帯での通信速度平均を元にランキング形式にまとめました。

【MVNO15社 通信速度ランキング[2017年7月]】

順位 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
第1位 UQ mobile(1位) DMMモバイル(5位)
第2位 BIGLOBE SIM(3位) LINEモバイル(11位)
第3位 楽天モバイル(13位) BIGLOBE SIM(7位)
第4位 NifMo(6位) NifMo(1位)
第5位 LINEモバイル(2位) U-mobile(14位)
第6位 FREETEL(4位) nuroモバイル(13位)
第7位 U-mobile(5位) エキサイトモバイル(8位)
第8位 mineo(9位) DTI SIM(4位)
第9位 IIJmio(12位) イオンモバイル(10位)
第10位 DTI SIM(7位) 楽天モバイル(9位)
第11位 DMMモバイル(8位) OCN モバイル ONE(6位)
第12位 エキサイトモバイル(10位) mineo(15位)
第13位 イオンモバイル(11位) IIJmio(3位)
第14位 OCN モバイル ONE(14位) UQ mobile(6位)
第15位 nuroモバイル(15位) FREETEL(2位)

下り(ダウンロード)1位を制したのは今月も「UQ mobile」でした。

次いで、2位に「BIGLOBE SIM」、3位に「楽天モバイル」です。

UQ mobileはもはや殿堂入りです。楽天モバイルもTOP3の常連ですね。BIGLOBE SIMは安定してTOP3に入るようになってきました。

一方の上り(アップロード)1位は「DMM mobile」が制しました。

次いで2位には「LINEモバイル」、3位には「BIGLOBE SIM」がランクインしました。BIGLOBE SIMは唯一、下り回線と上り回線の両方でTOP3にランクインしています。

下り回線との上り回線の上位3社はそれぞれ快適な通信速度が出ていると評価できます。特に下り回線はよく使用すると通信なので、下り回線の上位3社はオススメですよ!

▼通信速度TOP3(下り)の詳細・申し込みはこちらから

まとめ

主要MVNO15社の通信速度比較はいかがでしたでしょうか。

通信速度は、格安SIMを選ぶ上でとても重要なポイントです。最適な通信速度で利用することにより、ストレスなく快適なスマホライフが送れます!

過去に測定を行った以下の結果も選定する上での判断材料としてもらえたらと思います。ぜひ参考にしてみてください。

今回測定した結果について、必ずしも再現性があるものではありません。SIMの通信速度は測定場所、測定時間帯、使用している端末によって変わる可能性があり、実際の速度とは異なる場合があります。ご了承ください。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします!