格安SIMはどこが速い!?MVNO15社の通信速度ランキング【2017年8月】

格安SIMは大手キャリアに比べ通信料金が格段に安くなるので、スマホユーザーの注目が一段と集まっています。格安SIMを数あるMVNOの中から選ぶポイントとしては、通信速度が最も重要な指標です。
これからの夏、花火大会や海などイベントごとも多いので、スマホ代金は少しでも安く快適に利用したいですよね!?
今月も格安SIM主要15社の通信速度を測定しました!

通信速度の測定方法・測定場所

格安SIMは料金が安いというのが最大の特徴。通信エリアはドコモやau回線を使用しているため、全国の幅広い範囲で電波状況は良い状況です。

しかし、いくら料金が大手キャリアに比べて安くても、通信速度が遅ければ使用に伴いストレスを感じると思います。

ユーザーとしてはストレスフリーに通信サービスを受けられる格安SIMを選ぶことがポイントとなってきます。

格安SIMの通信速度について、もっと詳しく知りたい方は以下記事を参考にしてみてください。

2016年11月より始めた格安SIM15社通信速度測定は今回で9回目。あと数回で1年分というところまできました。

今月はどこのMVNOが一番速いんでしょうか!?

通信速度を測定する格安SIM15社

測定対象の格安SIM15社は、以下のとおりです。

測定する格安SIM 15社
楽天モバイル U-mobile
mineo NifMo
DMMモバイル LINEモバイル
BIGLOBE SIM nuroモバイル
UQ mobile エキサイトモバイル
DTI SIM FREETEL
OCN モバイル ONE イオンモバイル
IIJmio

(順不同)

測定方法

上記でリストアップした各MVNOの通信速度を、以下の方法で測定します。

項目 内容
測定場所 新潟県内某所
測定時間 昼:12:00〜13:00の間
午後:15:00〜16:00の間
測定アプリ RBB SPEED TEST
測定端末 iPhone 7 Plusにて測定
(iOS10.2)
測定方法 各時間帯で、3回連続して下り(ダウンロード)・上り(アップロード)・ping値
を測定して平均速度を算出

測定する時間帯は、比較的通信が混雑しやすいお昼の12時台及び昼過ぎの15時台に設定。

測定はバラツキがでないよう3回連続して行い、3回測定した平均値を測定結果として他社と比較します。

測定環境を統一するために、場所を移動することはせずに定点での測定を実施。また、全ての測定で同じ機種(iPhone 7 Plus)を使って測定を実施しています。

12時〜13時の測定結果を比較

一番回線が混み合う時間帯である12時〜13時での測定結果です。

12時台の測定結果

【12時〜13時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 15.51 11.49 23.61 16.87
mineo(Aプラン) 19.78 67.96 91.04 59.59
DMMモバイル 5.87 4.70 2.50 4.35
BIGLOBE SIM 1.99 1.97 1.94 1.97
UQ mobile 5.66 10.51 127.40 47.85
DTI SIM 8.34 4.43 5.94 6.23
OCN モバイル ONE 1.61 0.94 1.09 1.21
IIJmio 5.51 11.27 9.35 8.71
U-mobile 13.76 16.00 20.37 16.71
NifMo 8.53 8.45 6.43 7.80
LINEモバイル 5.16 3.87 5.44 4.82
nuroモバイル 10.01 10.75 10.96 10.57
エキサイトモバイル 9.73 7.43 10.05 9.07
FREETEL 1.62 1.59 1.71 1.64
イオンモバイル 15.10 6.49 9.70 10.43

今月のランチタイム測定では、細かくみても全体的にみても変化があった結果となりました。

下り(ダウンロード)回線では、まず、混雑するランチタイムなど構うことなくこれまで常に100Mbps超えを記録していた「UQ mobile」が遂に首位から陥落。3回測定する記録の中で、一部100Mbps超えを記録しましたが、割り込む場面も見られ、最終的には平均47.85Mbps で2位という結果に。

代わりにトップを奪取したのは、同じくau系のMVNOである「mineo」です。その記録は59.59Mbpsで、これまでのmineoの通信速度記録と比較すると、大きくその値を伸ばしていることがわかります。

3位となったのは、2位とは大きく離れますが、「楽天モバイル」16.87Mbpsでランクイン。こちらも混雑するランチタイムにも関わらず、安定して10Mbps以上の速度が出ているので、動画視聴でも快適に利用できます。

注目したいのは、3位以下の格安SIMですが、混雑する時間帯では、1Mbps程度の記録になることが多いのですが、今回1Mbps程度の記録わずか3社のみ。

残りのMVNOは5Mbps程度かそれ以上の通信速度を記録していました。この混雑する時間帯で格安SIMとして、5Mbps程度かそれ以上の通信速度が出ているというのは、満足できる状況であるといえるでしょう。

格安SIM各社とも通信設備を増強したりするなどして、回線速度維持に努めている様子がわかりました。

【12時〜13時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 7.19 7.40 6.67 7.08
mineo(Aプラン) 8.23 8.70 8.04 8.32
DMMモバイル 5.36 5.91 6.82 6.03
BIGLOBE SIM 4.47 5.01 4.94 4.80
UQ mobile 1.82 1.18 8.47 3.82
DTI SIM 5.46 5.98 5.98 5.80
OCN モバイル ONE 4.03 4.44 4.56 4.34
IIJmio 5.26 5.92 5.68 5.62
U-mobile 5.22 5.13 5.09 5.14
NifMo 5.20 6.41 7.11 6.24
LINEモバイル 8.01 10.57 6.83 8.47
nuroモバイル 4.92 5.41 5.40 5.24
エキサイトモバイル 6.31 5.37 6.33 6.00
FREETEL 3.00 6.95 5.03 4.99
イオンモバイル 6.91 5.37 5.64 5.97

上り回線では、10Mbpsを超えることはなかったものの、全社で5Mbps超えを記録。安定したアップロード回線状況という結果になりました。

アップロードの1位はLINEモバイル8.47Mbps、2位はmineo8.32Mbps、3位は楽天モバイル7.08Mbpsとなりました。

上り回線もこれだけの速度が出ていればストレスなく、快適に利用できる速度といえるでしょう。

15時〜16時の測定結果を比較

続いて、15時〜16時での測定結果です。

下りの通信速度に関しては、UQ mobileの爆速状況が復活し、100Mbps超えを記録するようになりました。

以下、グラフが見にくくなってしまうことを避けるため、UQ mobileを含むものと含まないものの両方を掲載します。

15時台の測定結果(UQ mobilleを含める)

15時台の測定結果(UQ mobilleを含めない)

【15時〜16時 下り(ダウンロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 29.21 20.53 12.16 20.63
mineo(Aプラン) 78.61 44.01 65.25 62.62
DMMモバイル 4.82 19.54 4.45 9.60
BIGLOBE SIM 40.98 41.00 44.95 42.31
UQ mobile 125.15 129.13 134.99 129.75
DTI SIM 1.33 18.57 0.78 6.89
OCN モバイル ONE 1.52 0.94 1.28 1.24
IIJmio 14.76 24.51 12.13 17.13
U-mobile 8.29 28.14 5.85 14.09
NifMo 27.09 8.32 11.20 15.53
LINEモバイル 2.42 2.59 6.16 3.72
nuroモバイル 37.28 37.25 28.53 34.38
エキサイトモバイル 32.13 36.80 36.64 35.19
FREETEL 1.94 1.05 1.29 1.42
イオンモバイル 12.63 12.49 7.92 11.01

下り(ダウンロード)は、先月まで好調であった「UQ mobile」の100Mbps超え通信速度が再び復活しました。

その記録はすさまじく、129.75Mbpsという結果で、他社の測定結果を大きく引き離しています。

続いて、下り回線2位となったのは、12時台で1位となった「mineo」で測定結果は62.62Mbpsです。au系の格安SIMが上位を占める結果となり、ドコモ回線系の格安SIMと比べて、優位な状況となりました。

続いて下り回線3位は、BIGLOBE SIM42.31Mbpsです。

15時台の下り回線結果を全体的にみると、こちらも先月までの測定結果と比較すると全体的に速度が速くなっています。上位10社の記録はすべて10Mbps超えです。

ユーザーからすると、格安SIMの通信速度は大手キャリアと比較して遅いという評価がされる中、格安SIMを扱う各社での回線増強による速度回復している結果は、大変嬉しいですね。

【15時〜16時 上り(アップロード)の測定結果(単位:Mbps) 】

MVNO 1回目 2回目 3回目 平均
楽天モバイル 5.98 3.81 9.08 6.29
mineo(Aプラン) 6.73 5.83 6.00 6.18
DMMモバイル 6.88 3.77 5.16 5.27
BIGLOBE SIM 5.01 4.62 4.75 4.79
UQ mobile 5.91 7.24 7.29 6.81
DTI SIM 4.75 3.84 3.90 4.16
OCN モバイル ONE 3.86 2.99 2.31 3.05
IIJmio 3.93 4.16 3.49 3.86
U-mobile 7.43 7.24 5.81 6.82
NifMo 4.27 4.79 4.66 4.57
LINEモバイル 8.20 6.08 5.04 6.44
nuroモバイル 7.69 5.51 6.22 6.47
エキサイトモバイル 4.82 3.66 6.07 4.85
FREETEL 5.27 6.72 5.23 5.74
イオンモバイル 5.87 6.37 5.11 5.78

15時台の上り回線は、12時台の測定結果とほぼ同じような結果になりました。
言い方を変えると、極端に混雑する時間帯のランチタイムと変わらないので、上り回線の通信速度としては時間帯に関わらず安定しているという評価ができます。

15時台の上り回線で1位となったのは「U-mobile」6.82Mbpsを記録。 次いで、わずかに僅差で「UQ mobile」6.81Mbpsで2位、「nuroモバイル」6.47Mbpsで3位となりました。

全時間帯平均の結果

12時台及び15時台の2回の結果を平均し、その値を全時間帯平均の通信速度として算出しました。結果は以下のとおり。

全時間帯の測定結果

【全時間帯での平均通信速度結果(単位:Mbps) 】

MVNO 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
楽天モバイル 18.75 6.68
mineo(Aプラン) 61.10 7.25
DMMモバイル 6.97 5.65
BIGLOBE SIM 22.14 4.79
UQ mobile 88.80 5.31
DTI SIM 6.56 4.98
OCN モバイル ONE 1.22 3.69
IIJmio 12.92 4.74
U-mobile 15.40 5.98
NifMo 11.66 5.40
LINEモバイル 4.27 7.45
nuroモバイル 22.47 5.85
エキサイトモバイル 22.13 5.42
FREETEL 1.53 5.36
イオンモバイル 10.72 5.87

下り(ダウンロード)では、全時間帯を通して「UQ mobile」88.80Mbpsで、先月に引き続き1位となりました。ランチタイムでは、少し記録が落ちたものの、通信速度の速さは本物です。

続いて、2位は「mineo」61.10Mbps、こちらもお昼と15時台ともに好調な結果を残し、UQ mobileに次いで、au系回線が強いことがわかりました。

3位は「nuroモバイル」22.47Mbps
実は、ここは注目すべきポイントで、nuroモバイルというと当測定企画ではいつも下位の結果で厳しい通信速度結果が続いていました。
ランチタイム・15時台ともに速度結果は好調で、3位にまでランクインするほどになり、回線増強されていると考えられます。

しかも、8月の通信速度結果としては上位10社が10Mbpsを超える結果となり、全体的にかなり結果が良くなっています。

上り(アップロード)では、「LINEモバイル」7.45Mbpsで1位を獲得。次いで「mineo」7.25Mbpsで2位。3位は「楽天モバイル」6.68Mbpsとなりました。

上り(アップロード)の結果も全社で時間帯関係なく安定している結果でした。

2017年8月のMVNO通信速度ランキング

最後に全時間帯での通信速度平均を元にランキング形式にまとめました。

【MVNO15社 通信速度ランキング[2017年8月]】

順位 下り(ダウンロード) 上り(アップロード)
第1位 UQ mobile(1位) LINEモバイル(2位)
第2位 mineo(8位) mineo(12位)
第3位 nuroモバイル(15位) 楽天モバイル(10位)
第4位 BIGLOBE SIM(2位) U-mobile(5位)
第5位 エキサイトモバイル(12位) イオンモバイル(9位)
第6位 楽天モバイル(3位) nuroモバイル(6位)
第7位 U-mobile(7位) DMMモバイル(1位)
第8位 IIJmio(9位) エキサイトモバイル(7位)
第9位 NifMo(4位) NifMo(4位)
第10位 イオンモバイル(13位) FREETEL(15位)
第11位 DMMモバイル(11位) UQ mobile(14位)
第12位 DTI SIM(10位) DTI SIM(8位)
第13位 LINEモバイル(5位) BIGLOBE SIM(3位)
第14位 FREETEL(6位) IIJmio(13位)
第15位 OCN モバイル ONE(13位) OCN モバイル ONE(11位)

下り(ダウンロード)1位を制したのは「UQ mobile」でした。次いで、2位に「mineo」、3位に「nuroモバイル」です。

一方の上り(アップロード)1位は「LINEモバイル」が制しました。次いで2位には「mineo」、3位には「楽天モバイル」がランクインしました。

特に、ダウンロードでもよく利用する下り回線は、データ通信においては頻繁に使用するので、下り回線の上位MVNOはオススメです。

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まとめ

主要MVNO15社の通信速度比較はいかがでしたでしょうか。

通信速度は、格安SIMを選ぶ上でとても重要なポイントです。最適な通信速度で利用することにより、ストレスなく快適なスマホライフが送れます!

過去に測定を行った以下の結果も選定する上での判断材料としてもらえたらと思います。ぜひ参考にしてみてください。

今回測定した結果について、必ずしも再現性があるものではありません。SIMの通信速度は測定場所、測定時間帯、使用している端末によって変わる可能性があり、実際の速度とは異なる場合があります。ご了承ください。

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